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上田桃子が最高難度の16番でホールインワン！　500万円獲得チャンスに「バッと使いたい」

＜大王製紙エリエールレディス　3日目◇21日◇エリエールゴルフクラブ松山（愛媛県）◇6545ヤード・パー71＞
賞金女王戴冠やシードを土壇場で決めた思い出の大会で、上田桃子がまたしても名を刻んだ。16番ホールでホールインワンを達成して、ホールインワン賞（500万円、決勝ラウンドのみで達成者均等割り）をゲットした。
シブコのコーチも絶賛　上田桃子のドライバースイング【連続写真】
ここまでの3日間の平均スコアは3.2653。最高難易度を誇るホールでショットメーカーが魅せた。打った瞬間の方向は見えていたが、入った瞬間は見えず。ティイングエリアからはディボット跡がボールに見えていたというが、グリーンに行ったときに同伴競技者の笠りつ子が「ないよ、ボール！」と言ってカップに収まっているのを確認。うれしさがこみあげた。
ホールインワンは生涯で「11〜13回くらい」達成。試合ではこれで3度目だが、これまで不思議と『ホールインワン賞』には縁がなかった。ちょうど前日に「人生で一回くらい賞がかかっているところで入れたい」と話していた矢先のエース達成に喜びもひとしお。最終日に達成者がいなければ、500万円“独り占め”となる。「こういうのは元々なかったお金なので、バッと使いたいですね。そしてまた頑張るぞ、と気持ちを上げたいです」と自身のガソリンにする予定だ。
この一打もあり、順位はトータル6アンダーの8位タイに浮上。「この大会はいい思い出もいいイメージもたくさんあります。あしたもいい雰囲気で回りたいですね」と最終日を見据えた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>