今年最後のPGAツアー大会、「マヤコバ ゴルフクラシック」(12月3〜6日、メキシコ)に「マスターズ」チャンピオンで世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン、同3位のジャスティン・トーマス、そして12位のブルックス・ケプカ(いずれも米国)も参戦を表明。同大会ではこれまでにないトップランカーが出場する。
9月に開幕した2020-21年シーズンは50試合が開催の“ドリームシーズン”。今週はサンクスギビング(感謝祭)で久しぶりのオフウィークだが、次週はいよいよ今年最後の試合となる。
3月〜6月に新型コロナウイルス感染拡大の影響で約3カ月もツアーがストップ。その影響だろうか、例年なら10月〜12月にトップランカーはオフシーズン、もしくは海外の試合に参戦する機会となるが、今年は海外遠征も難しくPGAツアーに専念する選手が多いのもうなずける。
世界ランキング19位のトニー・フィナウ(米国)、同22位でメキシコ人として同ランキング最高位のエイブラハム・アンサー、同24位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)、同25位のジェイソン・コクラック(米国)も出場する。
「ブルックス・ケプカが加わって、今年の出場選手の顔ぶれはものすごく豪華。同大会の14年の歴史でベストフィールド」とトーナメントディレクターのジョー・マゼオ氏は興奮。
大会はメキシコの人気リゾート地の一つ、カンクンのエル・カマレオンGCで開催。カリブ海を臨む美しいコースで、今年最後の熱い戦いになりそうだ。(文・武川玲子=米国在住)
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