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順風満帆だったけど“課題”も　原英莉花の2020年自己採点は「81点」

＜JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ　最終日◇29日◇宮崎カントリークラブ（宮崎県）◇6543ヤード・パー72＞
今年の国内ツアー最終戦をトータル10アンダーで制し、10月の「日本女子オープン」に続くメジャー2連勝を達成した原英莉花。順風満帆な1年の評価として「81点」を自分に与えた。
「メジャーで2勝は大きい。この2つを足したら100点」とビッグタイトルを2つ手にしたことには大満足。その一方で、今年出場した14試合中3度の予選落ち（棄権1度）を味わったことは反省点として残った。
「ショットがなかなかしっくりこなくて、モチベーションをうまく高めることができなかった。波の荒さを痛感しました。そこを埋めたいので、19点減点ですね」。常々口にしている毎試合上位争いできる選手が、やはり来年以降も目標になってきそうだ。
またこの1年を一言で表すと、という質問には「幸（さち）」と回答。「2勝できたことが大きいです」というのがその理由だ。2021年も“幸せいっぱい”の1年にするため、この冬も充実した練習を積んでいく。
だがその前に年内の総仕上げ、12月10日開幕の海外メジャー「全米女子オープン」が待っている。“3つ目のビッグタイトル獲得”に向け、「アプローチのバリエーションも少ないですし、ショット面も調整しないと」と、気合を保ちながら引き続き腕を磨いていく。（文・間宮輝憲）
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