<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇29日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6,543ヤード・パー72>
今年の国内ツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」をトータル10アンダーで制した原英莉花。初日から首位を譲らぬ完全優勝となった。10月の「日本女子オープン」に続くメジャー2連勝達成。優勝インタビューで好結果を出せた要因を問われ「本当に勝負が好き」と、気持ちの勝利を挙げていた。
原英莉花の最新セッティングを現地で撮影!【写真】
「2サムで本当に勝負が好きなんだなと思いましたね。自分のショットがこうだからとかじゃなくて、目の前で戦う方が気持ちが奮い立つじゃないですけど。パターも普段入らないようなものも、気持ちでねじ伏せたようなところがありました」(原英莉花)
今大会から初優勝含む2勝を挙げたドライバーからミズノの『ST200X』へと変更していた。
「これまでのドライバー(MizunoPro MODEL-E)は、初優勝の時(2019年リゾートトラストレディス)も使っていたけど、長年使ったことで雨の日に滑る傾向があった。いつか替えないと、と思っていた中、全米女子オープンの出場が決まり、その時にどんな天候になるか想像がつかなくて、対策もあって替えることにしました。(使った感触は)もう少し調整は続けていきたい」(同)
また、今週はアプローチが冴え、ピンチをしのいだことも大きかった。その要因について聞かれ、ウェッジについても言及。
「元々ジャンボさんから頂いたウェッジを使ってきましたが、ミズノさんにそのウェッジと同じような形のものを作ってもらって、それが合い出してきた。バンカー、フェアウェイ、ラフのいずれからでも思っている距離感が出せて、自信につながった。試合中もいいショットができています」と回答していた。
【原英莉花の優勝クラブセッティング】
1W:ミズノ ST200X
(8.5°、IMIDE AND SUNSジャンボ尾崎オリジナル/46.5インチ/47g/SR相当)
3,5W:ミズノ ST200(14,17°)
4U:キャロウェイ MAVRIK(20°)
5I〜PW:ミズノ JPX921ホットメタル
A,SW:ミズノ オリジナル(48,52,58°)
PT:オデッセイ トゥーロンSAN DIEGO
BALL:ブリヂストン TOUR B X
<ゴルフ情報ALBA.Net>