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注目ルーキーが初参戦　アプローチ巧者・石坂友宏のセッティング【注目プロのWITB】

＜ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇2日◇東京よみうりカントリークラブ（東京都）◇7023ヤード・パー70＞
2020年の男子ツアー最終戦がいよいよ開幕。本大会に出場できるのは、今年行われた5大会での3位タイまでと、賞金ランク上位者ら30人のみ。エリートフィールドに参戦する注目選手のクラブセッティングをご紹介しよう。
現地撮れたて！　石坂友宏の最新セッティング【写真】
「ダンロップフェニックス」でスポットライトを浴びたルーキーが、最終戦に初出場。同大会で単独2位に入った石坂友宏だ。ダンロップフェニックスで金谷拓実との4ホールにわたるプレーオフの末に敗北。初優勝とはいかなかったが、随所でショートゲームの巧さが光った。
小学校5年生でゴルフを始め、幼い頃からアプローチには自信があった。練習は「アプローチだけで3、4時間」行い、本戦前も2時間前には会場に入って58°の片手打ちから打ち始める。ダンロップフェニックス最終日では、寄せなければ負けが決まる72ホール目、ツマ先上がりのバンカー目玉からのアプローチを1メートルに寄せて、金谷とのプレーオフに持ち込んだ。
「アプローチとパターが得意です。ショットが悪くてもカバーできる」と語る半面、ダンロップフェニックスではショットも好調。好きなクラブはドライバーで、「海外、できればPGAツアーに行ってプレーしたい」と米ツアー進出を目指す石坂は飛距離も強化中だ。
試合の無い期間は下半身を中心としたトレーニングを行い、平均飛距離は270〜280ヤードから300ヤードまで伸びた。「ドライバーの安定性と、小技のアプローチをもっと追求していきたい。まずは（国内）ツアーで1勝はもちろんですが、いつか松山（英樹）さんを超えるようなビッグプレーヤーになりたいと思っています」。キャリアをスタートさせたばかりの21歳が、初の最終戦を迎える。
【石坂友宏のWITB】
1W：テーラーメイド SIM GLOIREドライバー（9.5°、グラファイトデザイン ツアーAD VR-6 フレックスX）
3W：テーラーメイド SIM（15°）
5W：テーラーメイド SIM（19°）
4U：テーラーメイド SIM MAX（22°）
4-PW：テーラーメイド P7MC アイアン
W：テーラーメイド ミドルグラインド2 （52°：SB・09、58°、LB・08）
PT：スコッティキャメロン ツアーパター
B：テーラーメイド TP5X
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