<ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇3日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>
「ダンロップフェニックス」でプロとして初優勝を挙げた金谷拓実。自身の鬼門となっていた初日にも、5バーディ・2ボギーの「67」をマークして、3アンダー・8位タイ発進を決めた。
中でも見所は最終18番パー3。硬くて速いグリーンに加え、傾斜のキツい名物ホール。開幕前から警戒するホールの1つだったが、ここでバーディを奪って締めた。「ビビリながらティショットを打ちましたが、行ってみたら50cmについていたので、嬉しかったです」と、3番ユーティリティで放ったティショットがピンにピタリ。この日18番のバーディは、金谷と小田孔明のたった2人だった。
「初日のプレーが苦手なので、バーディを獲ってやろうという強い気持ちでプレーした。いつもなら初日はオーバーパーぐらいだと思うので、そこを少しずつ改善できているので、明日からチャンスが増えるかなと思います」と、プロ2勝目を予感させる好スタートを切った。
以下、上位選手のコメント集
■市原弘大(4アンダー・3位タイ)
「非常に良いスタートがきれました。これに油断せずしっかりやっていきたいと思います。今日はパター良かったですね、難しいラインついたところ長いのも入ったし、9番微妙なパーパットも入って、要所要所でいいパトが入ってくれた。いいリズムで回れたかなという感じです。残り3日間も良いプレーをしていきたい」
■杉山知靖(4アンダー・3位タイ)
「32番目で繰り上げで出場が決まって、憧れの日本シリーズの舞台に立てると思っていなかったので本当に感謝しています。きっちり練習ラウンドでチェックして、いっては行けないところに打つとダブルボギーになってしまうのがここの難しさだと思う。警戒しながら、上りのパットを残すように気をつけていました。歴史のある名誉ある試合、出させて頂いてうれしいです」
■岩田寛(4アンダー・3位タイ)
「火曜日、水曜日と今日と全然調子が良くなくて、曲がったのがフェアウェイに出てきて狙える所にあったりでラッキーが多かったですね。結構ボールが出てきたりしたので、今日は運が良かったです。アイアンが全部左に出るので、右に向いたのがピンに飛んで行ったのも結構ありました。ノーボギーだったので、そこはよかったです。まだ初日なので、3日間は調整して臨みたい」
■チャン・キム(4アンダー・3位タイ)
「前半は出入りが激しかったですが、後半は比較的簡単にプレーができて、スコアを伸ばすことができましたね。ティショットで待ちができると身体も固くなってしまったり、スイングのリズムが早くなったりしてしまいます。なので、毎回身体を冷やさないように心がけていました」
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