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ナイスカムバックも自己採点は「60点」　安田祐香は首位と4打差で最終日へ

＜JLPGA新人戦 加賀電子カップ 初日◇10日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県) ◇6488ヤード・パー72＞
前半3ボギーからのカムバックで、安田祐香が優勝争いに踏みとどまった。トップと4打差のトータル1オーバー・4位タイで、最終日のラウンドに向かっていく。
スタートの1番パー4で、3打目のアプローチが寄らず入らずのボギー。すると続く2番パー3も、8メートルから3パットの連続ボギーと苦しい立ち上がりになった。8番パー4もセカンドショットが左に曲がり、スコアを1つ落とした。
スコアだけ見ると大きなビハインドのようにも思えるが、本人は「前半も悪い感じはなかった。チャンスはあったけど入らなかったという感じ。ショット自体は悪くありませんでした」とあっけらかん。それを証明するように、後半14番、16番をバーディとして順位を上げた。
この日のラウンドは厳しい寒さのなか行われた。「雨も降っていたので飛距離も1番手ほど落ち、距離の計算が難しかった」と、これがプレーにも影響を及ばしたが、何より不安だったのは故障を抱えていた首のことだった。カイロに加え、上着で防寒対策をしてのプレー。「体は大丈夫だったけれど、かたまりやすくなるので、そこは心配でした」と、1日を乗り切った。
そんなラウンドの自己採点は「60点くらい」。ショットがチャンスについていただけに、バーディが少なかったのが減点ポイントとなった。「チャンスをものにできればきょうよりもいいプレーができる。明日も一打一打丁寧にプレーしたい」。2020年をいい形で締めくくるため、今年最後のラウンドに向かう。
<ゴルフ情報ALBA.Net>