<全米女子オープン 2日目◇11日◇チャンピオンズGC(米国テキサス州)◇サイプレスクリークコース(6731ヤード・パー71)、ジャックラビットコース(6558ヤード・パー71)>
日本勢19人出場の「全米女子オープン」。第2ラウンドが終了し、その内約半数の10人が予選で姿を消し、トータル7アンダー・単独首位に立った渋野日向子、6位タイと好位置につけるルーキー・笹生優花らを筆頭に、9人が決勝ラウンドにコマを進めた。
2015年大会での7人を更新し、日本勢史上最多の人数が週末の戦いに臨む。果たして、日本勢初の快挙となる大会制覇はなるか。カギを握るムービングデーに挑む日本勢の声をお届けする。
■渋野日向子(トータル7アンダー・単独首位)
「120点!です。ははは。まだ2日目が終わったばかりですが、一番上にいる奇跡を楽しんで頂けるとうれしいです(笑)。本当に自分でもびっくりするぐらい良いところにいるので、本当にできすぎな感じ。ゴルフ、試合に対する気持ちの余裕というか、考え方を変えたことによって新しい自分が生まれてきているのかな。(決勝ラウンドに向けて)とりあえずこの2日間はなかったことにして、今自分がやるべきことをしっかりやって、一打一打ちゃんと考えることが大事だなって思う」
■笹生優花(トータル2アンダー・6位タイ)
「楽しくラウンドができた。特にすごい良かったのはないし、すごく悪かったのもない。ほぼ全部まあまあ。去年、予選通過できなかった分、4日間できるだけですごくうれしい。いつも通り楽しんで自分のプレーができるように頑張るので、あと2日応援よろしくお願いします」
■畑岡奈紗(トータル2オーバー・36位タイ)
「通らないことには上位は目指せないので、最低ラインは通過できてよかった。16番のパーパットが大きかった。あそこでボギーにしてしまうと、そのあとタフなホールが続くので。(首位とは9打差)差が開いたので、あす以降は一か八か攻めるしかない。かみ合えばという手ごたえはある。練習場ではすごく良いボールが打てているので、それをコースでやるだけ」
■河本結(トータル3オーバー・47位タイ)
「きょうはすごく成長した自分を感じることができた。調子が上がらないなかでもバンカーから、ラフから、長い距離から、しのいでしのいでパーを獲ってというゴルフだったので、自分にとって大きな一日だった。これから上位に食い込めるチャンスもある。目指しているトップ10とはストロークの差もそんなにないので、爆発できるように準備したい」
■比嘉真美子(トータル3オーバー・47位タイ)
「きょうは本当にドライバーだけすごく悪くて、途中から3Wで打っていた。調子が悪い中でも予選を通れたのは、精神的にも以前より成長しているかなと思う。このコロナのリスクがある中で日本から来ているので、2日間で帰りたくないという気持ちが強かっ。。(決勝に向けて)アイアンショットは良いので、ドライバーさえ修正できれば楽しみな2日間になると思う」
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