<全米女子オープン 3日目◇12日◇チャンピオンズGC(米国テキサス州)◇サイプレスクリークコース(6731ヤード・パー71)>
「全米女子オープン」の第3ラウンドが終了し、渋野日向子がトータル4アンダー・単独首位に立った。日本勢初となる海外メジャー2勝という快挙を前にする渋野をはじめ、決勝ラウンド進んだ日本勢9人の声をお届けする。
■渋野日向子(トータル4アンダー・単独首位)
「きょうは足が5センチ浮いた状態でゴルフしていました。ドラえもんの気分です。緊張です。難しいから余計です、パー5で(バーディが)1こしか獲れなかったし。でも耐えているところは耐えていた。取り戻したいという気持ちが余計悪くすると思ったので、そこをしっかり抑えてやっていた感じ。(明日は)難しいですけど、もう差もなくなったし、攻めようにも攻められない天候だし、とりあえず粘るしかないかな」
■笹生優花(トータル4オーバー・25位タイ)
「いろいろあったラウンド、無事終われてよかった。まあ、それがゴルフ。そういうショットもあるので仕方ない。スコアを見れば、良かったものはなかった。これがUSオープンなんだなと自分はすごく感じました。コースも長いしグリーンも難しい。全部が難しい。いつも通り楽しんでゴルフをしたい」
■畑岡奈紗(トータル6オーバー・39位タイ)
「グリーンが全体的に重くなっていたのは分かっていたんですけど、それが分かっていながら強気のパットができなかった。ラインに乗っていたのに、もったいなかった。バーディが先行したけどそのあと伸ばせなかった。パー5もピンが手前に切ってあったので、2打で届くところもあったし、最終ホールも木に当てたりして、なかなか流れがつかめなかった。(明日は)まずはイーブンに戻して終われるように頑張りたい」
■河本結(トータル6オーバー・39位タイ)
「(最後のバーディは)大きいです。今日はとっても疲れました。とにかくもうバーディチャンスが日に日に減っていっているので、それはきつかったです。コースは難しいんですけど、一緒にプレーした選手は4アンダーで回っているし。良いプレーを見ているとチャンスをつくって、拾ってパー、そういうゴルフができればスコアは安定して回れた。きょうは精一杯反省するところは反省して、あしたに繋げられたらと思う。あしたは自信を持って、戦いたいなと思います」
■比嘉真美子(トータル7オーバー・51位タイ)
「あんまりよくなかった。昨日よりは気持ち悪さは減ったけど、なかなかフェアウェイに行かなくて、ちゃんとピンを狙うことができなくて、ちょっとしんどい1日でした。アンラッキーとミスが続いてダボになったけど、ダボが出るのは0%じゃないので、そのあとは気持ちを切り替えて耐えるところは耐えて行けたので、バーディがなかったのは残念。原因はショットというのが分かっているので、自分の持ち味がショットなので、そこが生かせないのはすごく残念でしたけど、逆に言えばその苦しい中で、心の中の成長は感じられた。以前とは違うと思う。海外の試合は悪天候の中であったり、イレギュラーなことがたくさんあると思うので、そこら辺は気にせず、自分のベストを持って行きたい」
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