16日、茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部(東コース)で『コロナチャリティゴルフ2020 若手男女プロ対抗戦 Supported by「ONAIR+Golf」』が行われた。ここに14人の男女プロが参加。合計ストロークの少ないチームが勝利となる対抗戦は、女子プロチームが511対513で男子プロチームをくだし優勝した。
選手会長もカメラマンに変身!
賞金の一部や選手が出品したチャリティグッズの売り上げを、コロナ禍で苦しむ人々の支援団体に寄付することが目的となる大会は、その様子がライブ配信された。さらにそれとは別に、ラウンド中の選手はカメラを片手にプレーし、コース内での様子を自らのSNSなどを利用し発信した。
大会の発起人となった時松隆光は、通常のトーナメントではできないファンサービスに「楽しかったですし、これもあって選手同士のコミュニケーションもたくさんとることができた」と満足。参加者は普段見ることができない“角度”から、試合の臨場感や選手の声を届けた。
今年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」でツアー初優勝を挙げ、YouTuberとしての顔ももつ男子の香妻陣一朗も、4ホールを自らのチャンネルで配信。プレーだけでなく、一緒に回った田中瑞希との会話なども視聴者を楽しませた。ラウンド後には、田中へ今後のチャンネルへの出演オファーも。「女子に出てもらうのはいろいろと難しいことが多い(笑)」と言いながらも、無事“快諾”をゲットした。同じ九州出身ながら「昨日初めて会った」という黄金世代との距離を縮めるのに、この動画配信も一役かったようだ。
至る所で、カメラに向かって楽しそうな表情を見せた選手たち。さなざまな動画のプラットフォームが混在する“今風”のイベントとなった。
【成績】※アルファベットは組。カッコ内はスコア
■女子プロチーム=合計スコア511
A:吉本ここね(76)
A:吉田優利(70)
B:山路晶(74)
B:澁澤莉絵留(72)
C:田中瑞希(74)
D:臼井麗香(70)
D:大出瑞月(75)
■男子プロチーム=合計スコア513
A:時松隆光(70)
A:関藤直熙(78)
B:浅地洋佑(70)
B:比嘉一貴(74)
C:香妻陣一朗(74)
D:稲森佑貴(73)
D:塩見好輝(74)
☆コロナチャリティゴルフ2020 若手男女プロ対抗戦 Supported by「ONAIR+Golf」
株式会社オンエアが主催するチャリティイベントで、男女プロ14人が参加。7人ずつの男子プロチーム、女子プロチームに分かれ、それぞれがストローク形式で18ホールをプレーした。その合計スコアによって優勝を決める。賞金総額は300万円。賞金の10%と、プロが出品したチャリティグッズの収益が、コロナ禍に苦しむ人々への支援を目的として、特定非営利活動法人ジャパンハートと特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの2団体に寄付される
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