今年初参戦となった「ザ・アメリカンエキスプレス」。最終日は「70」で回りトータル12アンダー・16位タイで終えたゲーリー・ウッドランド(米国)は、「この6カ月で初めて痛みなしにプレーできた。もう復帰できるか分からず、泣きそうだった」と戦い終えてほっと胸をなで下ろした。
最新! 松山英樹のドライバースイング【連続写真】
19年の「全米オープン」覇者のウッドランドだが、タイトルディフェンドに臨んだ昨年9月の全米オープンでヒップの痛みを発症。専門医にかかり治療を開始していた。10月、カリフォルニア州で開催された「ZOZOチャンピオンシップ」は痛みから欠場を余儀なくされ、11月の「マスターズ」、12月の「マヤコバ・ゴルフクラシック」はともに予選落ちだった。
治療はカイロプラクティックなど「主にメンテナンス」中心。「まだ100%の健康体ではないが、痛みがなくなり出して3週間。今週は初めて歩いて72ホールをプレーできた。これは大きな前進だ。スピードも戻った。今まで打てなかったショットがようやく打てる。とてもハッピー」と明るい表情だった。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA.Net>