<ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン 初日◇4日◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
今年からクラブ契約フリーとなった小平智が、1イーグル・5バーディ・4ボギーの3アンダー・21位タイ発進。上々の位置で2日目に向かう。
1番スタートの小平は2番でボギーが先行するも3番、4番で連続バーディ。前半を1アンダーで折り返すと、10番でバーディ。13番パー5ではセカンドをグリーン右奥のラフに外しながら、3打目を沈めチップインイーグルを奪った。その後はもったいないパットを外すなどスコアを一つ落としたが、「落ち着いてできた」と、納得のラウンドを振り返った。
ショートパットのミスでボギーを打つ場面もあれば、イーグルに加え、長いパッティングも決まるなど、総じてプラスマイナスゼロ。「感触は悪くないのでミスを少なくしたいなって思う」とグリーン上の精度を上げることで、さらに上位を見据える。
今年からクラブ契約フリーとなった小平にとって、この日は新たな発見があった。「ドライバーを替えて飛距離も去年より出ているし、先週よりも距離が出ているので狙いやすいし、(セカンドの)距離が短くなっているのでアイアンショットも攻めて行ける」と、ティショットからグリーンまでは及第点。昨年11月に発売されたタイトリストの『TSi3』で、不安なくコースを攻めている。
パーオン率も83.3%と全体10位の高い水準をキープし、攻撃面は機能。あとはどれだけチャンスをものにするかだ。昨秋から調子は上向きだったが、不安を抱えていたドライバーがしっくりきたことは大きなプラス材料。「不安材料がなくなって。ボギーを打っても焦らなくなった」と話すとおり、2日目も落ち着きのプレーで、決勝ラウンドにコマを進めたい。
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