3月4日から行われる「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける2021年の国内女子ツアー。だが、今年は例年にない特別なことが多い年。ということで「21年の女子ツアーで知っておきたいこと」を予習・復習しておこう。今回は「コースが変更になった大会」について。
例年、大きな変化がない国内女子ツアーの開催コースだが、今年は開催コースの変更が5大会。毎年コースが変わる「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」と「日本女子オープン」は除外しているので、かなり多いといえそうだ。
昨年は6月の「アース・モンダミンカップ」までツアー開催はなかったため、中止となった大会は19年との比較となることを前提に考えると、まずは3月の21年第3戦、「Tポイント×ENEOSレディス」。18、19年と開催した大阪府の茨城国際ゴルフ倶楽部から、過去に開催していた鹿児島高牧カントリークラブへと戻る。
続いて4日間大会に格上げとなる5月の「リゾートトラストレディス」。こちらは19年の静岡県のグランディ浜名湖ゴルフクラブから愛知県のセントクリークゴルフクラブに移動。前週の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」から愛知連戦となる。
7月開催の「大東建託・いい部屋ネットレディス」は19年まで山梨県の鳴沢ゴルフ倶楽部で行われてきたが、昨年から北海道の滝のカントリークラブへと舞台を移すはずだったが、中止。今年は初めて同大会が北海道で開かれる。
こちらは9月開催の「ゴルフ5レディス。20年の岐阜県・ゴルフ5カントリーみずなみコースから三重県のゴルフ5カントリー四日市コースへと移動。さらに11月の「TOTOジャパンクラシック」は4日間大会へと変貌を遂げ、昨年の茨城県・太平洋クラブ美野里コースから過去に開催してきた瀬田ゴルフコース北コースへと戻ることになる。
ちなみに日本女子プロ選手権は茨城県の静ヒルズカントリークラブ。日本女子オープンは栃木県の烏山城カントリークラブ。日本タイトルを懸けた2大会は、ともに北関東で熱戦の時を迎える。
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