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目指せ5勝！　鈴木愛の視界には2季連続の“賞金女王”

＜ダイキンオーキッドレディス　事前情報◇17日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6561ヤード・パー72＞
2017、19年に賞金女王に輝いている鈴木愛が、長丁場の20-21シーズンでも頂点を見据えている。3月4日に開幕する「ダイキンオーキッドレディス」に向けて、大会を通じコメント。今年にかける思いを語った。
6月の「アース・モンダミンカップ」が開幕戦となった昨年は、その初戦でいきなり優勝争い。プレーオフで渡邉彩香に競り負けたが、幸先のいいスタートを切った。ところが、その後は納得の結果を手にすることなく、内容にも不満をこぼす日々が続いた。
「昨年は、思うように練習ができなかったり、前半に試合がなかったのでなかなかアプローチの調子が上がらなかったり、試合でもギャラリーの方々がいなくて、色々すごく難しい1年でした」
夏場には2度の予選落ちと不振に陥ったが、10月以降は優勝こそないものの安定して15位以内をキープ。「パッティングもあまりよくなかったのですが、試合が増えるにつれて、感覚も成績も上がってきたのは良かったところです」と、終盤には気持ちの面でも落ち着きを取り戻し、中断期間に入った。
18年大会では優勝争いの末3位タイに入ったダイキンオーキッドだが、初出場となった15年、続く16年も予選落ち。そして19年も決勝ラウンドに進めずじまい。「19年のダイキンオーキッドが予選落ちだったので、今年は練習してきたことを発揮して、4日間プレーしたいです」とまずは安定の滑り出しを決めたいところ。
現在の賞金ランキングは9位。トップの笹生優花とは5700万円ほど開いているが、まだまだ今季は残り37試合。史上最高額の賞金総額をめぐる連戦の中で、目指すは3度目のクイーンの称号だ。「今年の目標は、5勝することと、賞金女王です」。キッパリと言い切る鈴木の目には、てっぺんしか見えていない。
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