創設から50年以上が経過した日本の男女ゴルフツアー。これまで多くの海外選手が海を渡り日本ツアーにやってきた。そこで、記憶に残る名プレーヤーたちを写真で振り返る。今回は、日本ツアー2勝のシン・ソーラ。
今となっては大勢の韓国人ゴルファーが日本ツアーで活躍。その実力はもちろんのこと、イ・ボミやキム・ハヌルらそのルックスにも注目が集まる選手が多いのが韓流選手。実は過去にもそのルックスと実力で人気を博した選手がいたのをご存じだろうか。日本ツアー通算2勝を誇るソーラだ。
1972年、韓国ソウル市出身。ナショナルチームにも在籍しアマチュアとして活躍すると、91年に単身来日。栃木県で研修生としてさらに腕を磨き、92年にプロテスト合格。同期には福嶋晃子や高村亜紀がいる。
94年に賞金ランキング36位に入り初シードを獲得すると、96年の「東都自動車レディースプロゴルフトーナメント」で初優勝を飾った。その前週に腸炎にかかり風邪も引いていたが、体調がすぐれないなかでの涙の初優勝だった。
これから、というところで97年6月の「日本女子オープン」出場中にとつぜん上半身が動かなくなり、その後も無理して出場を繰り返した結果、頸椎ヘルニアと診断。3年続いた賞金シードも失った。
その後、今は亡きク・オッキ(韓国)に師事したが、カート事故に遭い松葉杖生活となったり、自律神経の病にかかるなど故障にも泣かされた。しかし、2002年の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で最終日に逆転の2勝目を遂げた。その後は06年を最後に日本ツアーへの参戦はなし。韓流美人プロの走りは今、何をしているのか。
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