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韓国選手たちの日本の母は… 砲丸投げの国体級選手からの転身組【記憶に残る海外選手列伝】

創設から50年以上が経過した日本の男女ゴルフツアー。これまで多くの海外選手が海を渡り日本ツアーにやってきた。そこで、記憶に残る名プレーヤーたちを写真で振り返る。今回は、日本ツアー1勝の金愛淑(キム・エイスク)。
その姿をテレビや会場で見たことがある人も多いのではないだろうか。申ジエやペ・ソンウが優勝スピーチの際に脇で通訳をしている背が高い女性こそが、今回取り上げる愛淑その人だ。現在は主に韓国人選手のマネジメントを務めており、多くの選手が愛淑を慕って海を渡ってきている。
そんな愛淑は元々砲丸投げの国体級選手だった。そんな折、ソウル体育高校時代の校長先生の勧めでゴルフを始める。そこから83年に栃木県の矢板カントリークラブが韓国ゴルフ界と交流したのをきっかけで来日、厳しい指導を受けながらメキメキと力をつけた。
1985年春のプロテストに合格し、89年からは9年連続でシード選手となりながらも、なかなか勝てない日々が続いたが、98年の「ダイキンオーキッドレディス」でようやく初優勝。村井真由美、大金寿子と三つ巴のプレーオフを制してのものだった。
それ以降も安定した活躍を続け、2001年まで13年ものあいだ、日本ツアーのシード選手として戦い続けた。また、礼儀正しく、日本人選手たちからも「愛(あい)ちゃん」の相性で親しまれた。
現役を退いてからの活躍は先述の通り。韓国人選手たちのマネジメントに加えて、今は竹内美雪や金澤志奈らが師事するプロコーチでもある。日韓の女子ゴルフの発展に、今なお欠かせない存在だ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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