<アーノルド・パーマー招待 2日目◇5日◇ベイヒルC&L(米フロリダ州)◇7466ヤード・パー72>
初日の出遅れを取り戻すべくスタートした松山英樹は、4バーディ・2ボギーの「70」で回り、トータル1オーバーの53位タイで決勝ラウンド進出を果たした。
苦しい展開は前半も続いた。「なかなかドライバーショットが気持ち良く打てないというか、そこでスコアを、まあスコアを崩したのはショートゲームだったけど、ちょっと苦しいところだった」という流れ。ボギーが先行し、前半はイーブンパー。予選通過ラインを下回る位置でハーフタンした。
18番ではラフからのショットの際に左手首を痛め、後半に入りテーピングをするシーンもあったが、その後半では2バーディ。終盤の6番ではカラーから4メートルを沈めて、「後半伸ばせてよかった」と予選通過を確実にした。
痛みについては「ありますね」と、以前も痛めた部位だけに気になるところだが、「またこの後にケアをして、いい状態であしたを迎えたいと思います」とした。
そんなアクシデントもありながらのラウンドで、粘りの予選通過。「パッティングがよければ伸びると思っていたし、最後2ついいパットが入ってくれたので、そこは良かったと思う」と、今年に入ってから試行錯誤が続くグリーン上でのパフォーマンスには好感触だ。
「通る、通らないではだいぶ差があると思うので1打でもいいプレーができるようにしたい」。首位との差は10打だが、「頑張って、4〜5打縮められれば、おもしろい位置になるんじゃないかなと思う」と見据えたムービングデー。前週に続き上位争いに食い込んで、最終日を迎えたい。
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