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勝って渡米！　河本結は有言実行の優勝争いへ「いい緊張感を味わいたい」

＜ダイキンオーキッドレディス　3日目◇6日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6561ヤード・パー72＞
昨年から米国女子ツアーを主戦場としている河本結が、21年初戦に選んだのは国内。そして、その初戦で、3日目を終えて首位と3打差の6位タイと、ツアー2勝目に大きく近づいた。
初日こそ1アンダーのスローなスタートとなったが、2日目に「68」、そしてこの日も「68」と順調にアンダーを重ねた。これには「そこそこいいと思います」と、手ごたえを感じている様子。逆転に向けて、二つ前の組からスタートする最終日は、気合が入るラウンドとなる。
今週も行われている米ツアーに参戦という選択肢もあったが、河本は開幕から4試合は日本で戦うことを決めた。そこには、その4試合で優勝という結果を出し、勢いをつけ米ツアーに乗り込むという考えがあったからだ。
一度日本を離れれば、5月に出場を考えている「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を除いて、11月まで米転戦を視野に入れる。そして、今季の優勝者やランキング上位者を中心とした出場資格者で構成される、最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場するためには、ここで結果を出し、心置きなく渡米したいという思いがある。
「今週は自分のゴルフを作り上げたいのがありますし、とにかくいい位置でいい緊張感を味わいたいというのがあるので、明日はその位置に食い込めるように頑張りたいと思います」。最終戦の切符を早々につかみ取るため、最高のゴルフでファイナルラウンドを締めくくる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>