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いち早く広がった支援の輪 青木、ジャンボ、トミーが街頭募金、19歳が決断した全額寄贈【震災から10年 ゴルフ界の歩み】

東北地方を中心に、甚大な被害をもたらした東日本大震災。まもなく10年を迎えるにあたり、当時のゴルフ界の様子を振り返る。
地震が起こった当時、男子ツアーはまだ本格開幕前。各自で開幕に備えてオフを過ごす中、支援活動の輪はすぐさま広がっていった。
震災から数週間後には、ジャンボこと尾崎将司が千葉県の駅前で街頭募金を実施。「プロスポーツ選手は夢を与えるのが仕事だが今回は事が大きすぎる。そのためには1回でも多く義援金を集めることが大事」と自ら街中に出て協力を呼びかけた。「これまでボランティアは(ツアーなどで)してもらうことが多かった。今回はこちらがやらないと」と、被災地への思いをいち早く行動に移した。
そして、4月のオーガスタで海外メディアからの注目を集めたのが、当時19歳の石川遼だった。「マスターズ」開幕前、2011年の国内外の獲得賞金全額などを義援金として贈ることを発表。「今週から1年間、被災者の方と繋がっているつもりでプレーしたい。スポーツの持っている力は無限大。それをアピールしたい」と活躍を誓った。
多方面で支援活動が行われる中、4月の「東建ホームメイトカップ」が開幕。状況を鑑みて一時は開催中止の案も上がったが、「東日本大震災チャリティゴルフトーナメント」と銘打たれて開催が決定。「復興東北! 頑張れ東北!」をスローガンに、開幕セレモニーでは被災地へ黙祷が捧げられ、大会中は選手が直接募金を呼びかけ。発災から約1カ月、震災の影響が懸念される中での開幕だったが、初日は大会史上最多となる6103人の動員を記録した。無事に4日間を終え、チケット収入などを含む総額約2億円の復興義援金が贈られた。
支援の輪は現在も続いている。昨年10月には、ジャパンゴルフツアー選手会が恒例となった支援活動のため、会長の時松隆光が東北を訪れた。選手会としての支援活動を始めたのは12年。当初は支援金という形をとっていたが、15年からは「なにか形として残る物にしたい」という選手たちの思いから福祉車両を寄贈。それ以来、選手会長が東北に出向くことが恒例となっている。
被災地を訪れ、「これからも東北のみなさんのことを胸に、常に感謝の気持ちを忘れず、選手一丸となって支援活動につとめてまいります」と語った時松。「忘れてはいけない」という思いを胸に、東北の地を踏みしめた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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