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メジャーの地では“一般ピープル”　渋野日向子、注目組に「すごいところに…」　

＜ANAインスピレーション　事前情報◇31日◇ミッション・ヒルズCC（米カリフォルニア州）◇6865ヤード・パー72＞
2021年のメジャー初戦に、日本から渋野日向子が参戦。「すごくやる気もある。体調的にもいいなと思っているので、しっかり4日間戦えるように頑張りたい」と久々の米国に乗り込んだ。
昨年は、12月の「全米女子オープン」で優勝争いを演じてメジャー2勝目に迫る活躍。そんな渋野には海外からの期待値も高いようで、予選ラウンドは同世代のメジャーチャンプたちとのグループに組み込まれた。
「組み合わせが…すごいところに…」と渋野がたじろぐほどの同伴競技者は、2016年「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」優勝のブルック・ヘンダーソン（カナダ）と、19年同大会覇者のハナ・グリーン（オーストラリア）。「なんでそこに入っているの？　というところ。リスペクト感がすごい」と語った。
もっとも、自身も初出場で全英を制して一躍時の人となった注目選手だが、「ここに来たらメジャーチャンピオンがいっぱいいる（笑）。自分は一般人、一般ピープル」と気負うことなく開幕を迎えられそうだ。
一方、懸念事項があるとすれば、本大会の“優勝の儀式”。最終18番ホールを囲む池へのダイブが優勝者の恒例となっているが、「泳げないから、やりたいと思わない（笑）」。少々腰が引けるが、米ツアーへの本格参戦を狙う渋野にとってメジャーは大事なチャンスのひとつ。同組2人に負けない活躍を見せたいところだ。
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