<バレロ・テキサス・オープン 初日◇1日◇TPCサンアントニオ オークス・コース(米テキサス州)◇7494ヤード・パー72>
久しぶりの好ラウンドに笑顔を見せた松山英樹。一時は単独トップに立つなど、上位で18ホールを駆け抜け、7バーディ・2ボギーの「67」。5アンダー・4位タイで初日を終えた。
前半からバーディを重ねていった。3番のチップインバーディを皮切りに、4番では2メートルを沈めた。6番では3メートル、8番では7.5メートルを決めてバーディ。9番をボギーとしたものの、勢いは後半も続いた。
11番で獲ると、13番、14番でも連続バーディ。16番をボギーとしたのが悔やまれるが、1日を振り返り、「久々にいいプレーができて楽しかったですね」と手ごたえをつかんでのラウンドとなった。
パーオンしたホールでのパット数では全体11位。フェアウェイキープこそ高くなかったが、しっかりとスコアをまとめた。「全体的によかったので、どれがというのはないです」と、松山自身もトータル面での高パフォーマンスを好スコアの要因とした。
例年は翌週の「マスターズ」に備えてオープンウィークとするところだが、今年は試合勘を求めて出場を決意。「初めて出るので、難しいと思いながらプレーしているけど、すごくいいプレーができてよかったと思います」と、警戒しながらのラウンドが奏功している。
先週のマッチプレーではグループステージで連敗するなど敗退。その前の「ザ・プレーヤーズ選手権」では予選落ちと苦しい戦いが続くなか、ここにきてマスターズに向けての仕上がりは好調。日曜までこの調子を維持し、オーガスタに乗り込む。
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