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最終ホールでまさかのトリ　小祝さくらは18番OBに「まさかあんな球が出るとは…」

＜ヤマハレディースオープン葛城　2日目◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース（静岡県）◇6564ヤード・パー72＞
トータル7アンダー・首位と2打差の2位タイで最終ホールを迎えた小祝さくら。バーディを獲って1打差で決勝ラウンドに行きたいところだったが、ティショットが大スライスするミスで、まさかのOB。トリプルボギーとしてトータル4アンダー・7位タイまで順位を下げた。
予定通りの流れだった。出だしの1番でバーディを奪うと、その後もバーディ2つにボギー2つ。難攻不落の葛城でも「そこまではずっと良かった」と調子の良さを感じさせるメリハリのあるゴルフができていた。
だが、18番。「自分でもわからない」とティショットを大きく右へ曲げてしまう。暫定球を打った後、懸命にボールを探したが見つからず。暫定球で再開すると4打目も「それも体が止まっていたというか、振り遅れました」と右のラフに行き、5打目は奥のカラーにこぼれて乗せられず。そこから寄らず入らずのトリプルボギー。難易度16番目のホールで、「+3」をスコアカードに刻むこととなった。
「最後いきなり身体が止まってしまって。自分でも本当にわからないです。まあ、そういうときもあるかなぁという感じです。まさか、あんな球が出るとは思っていなかったので…。集中力が最後に切れていたんじゃないかと思いました。最後のパットもミスパットをしてしまって、最後はミスだらけでした」
それでも首位とは5打差。36ホールあれば追いつけない差ではない。「あと2日あるので、しっかり巻き戻せるように頑張りたいと思います」。ここから21年4戦2勝のプライドを見せつける。
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