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「70、71なら上出来」　昨秋と一変のオーガスタ、硬度増したコースに警戒

＜マスターズ　事前情報◇7日◇オーガスタ・ナショナルGC（米ジョージア州）◇7475ヤード・パー72＞
昨年の11月に開催された「マスターズ」では、ダスティン・ジョンソン（米国）が大会記録となるトータル20アンダーで大会を制した。はじめての秋開催で雨量も多かった時季で、とにかくアンダーパーが続出した。
今年はどうやら様相が一変しそうだ。「硬い、速い」が今年の合言葉。過去何度も出場している選手から聞かれるのはこんな言葉ばかりだ。
1992年覇者のフレッド・カプルス（米国）は、この状況を歓迎する。「雨が降らなければいい。もしこの状態が続けば、70、71なら上出来だろう」。一説によると、ここまで硬く仕上がったマスターズは2013年以来だという。
オーガスタ・ナショナルGCのチェアマン、フレッド・リドリーによると、今週はこの状態を続ける意向。ガラスのグリーンとしても有名なオーガスタが、いったいどんな顔を見せるのか。
アリスター・マッケンジーとボビー・ジョーンズにより設計されたオーガスタは、セント・アンドリュースを参考につくられたという。いわゆるリンクス風の難しさを演出しようとしたとされているコース。今年は、過酷な戦いが見られるかもしれない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>