<東建ホームメイトカップ 事前情報◇13日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>
2年連続賞金王、今平周吾は賞金ランキング11位で今年初戦を迎える。「昨年は5、6試合ぐらいしかなくて、なかなかリズムが作れなかったんですけど、今年は1年通してできるので、良い調子で行けるんじゃないかと思います」と状態はいい。
このオフは、スイングはいじらず、トレーニングを重点的に取り組んだ。「週2、3回くらいのペースでトレーニングしていました。体重は2キロくらい増えましたね。スイングの安定感が増して、飛距離も少し伸びた。平均だと6〜7ヤードくらい。去年より楽になるかなと思います」。
目標を聞かれると「やっぱり3年連続賞金王」と即答。20年は4試合の出場で未勝利に終わったが、「目標は3勝。あとは日本タイトルです。日本オープンや日本プロで優勝できるように頑張りたい」と国内メジャー初制覇にも意欲を燃やす。
今平もまた松山のマスターズ制覇をテレビで見ていた。「ゴルファーならみんなマスターズ優勝を目標にしている。日本人初で優勝したというのが素晴らしいですね」と歴史的快挙を振り返る。
松山のすごさについて聞かれると、「海外のトップ選手以上にアイアンショットの精度や高さを持っている。ポテンシャル的には日本人じゃないですよね」と笑いを誘う。そんな松山を見て「遠いですね。僕はまだまだです」と差も感じている。
それでも今平は今平。今週からガンガン行くつもりはない。「あまり気合いを入れると良くないので、ゆっくりゆっくりいきたいです」と12月まで続くシーズンを見据え、マイペースに戦っていく。
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