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石川遼は新パター投入も3パット3回 ドライバーは「スイング改造前より向上したと思う」

<東建ホームメイトカップ 2日目◇16日◇東建多度CC・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>
石川遼の2021年国内初戦はトータル5オーバー・120位タイで予選落ちとなった。初日を終えて3オーバー・113位タイ。予選カットラインとの戦いになった2日目は、スタートの1番ホールで、いきなりグリーン奥の茂みに打ち込んでダブルボギーとなる大トラブル。バーディの数こそ初日の3個を上回る5個を奪ったが、最終的にスコアを2つ落として、週末に進むことはできなかった。
ダブルボギーを叩いた1番は、予選2日間を通して2番目に難しいパー4。ティショットは、ドライバーで右ラフへ。グリーン奥のピンまで残り155ヤードと、飛距離は十分に出ていた。セカンドショットは「フライヤーするかしないかというライで、フライヤーしないと読んでフライヤーしてしまった。自分の欲が出た」と石川。フライヤーとは、クラブヘッドとボールの間に芝が挟まり、十分なスピンがかからずボールが飛びすぎてしまう現象のことだ。
打った瞬間に「ダウン!」と叫んだボールは、グリーンを大きくオーバーして茂みの中に。「枝があって思ったところに上げられなかった」3打目は、トップして再びグリーンを大きくオーバー。およそ50ヤードの4打目のアプローチは3メートルショートし、2パットのダブルボギースタートだった。
昨年の国内男子ツアーでは6試合に出場して予選落ちなし。トップ10に3回入り、スイング改造で「2日と同じスイングが続いたことがない」なかでも、スコアは作ってきた。しかし、今大会はパッティングが絶不調。初日は遅いグリーンにタッチが合わず、3パット1回で合計34パット。2日目は「きのうより良かった」と合計30パットに収めたものの、3パットは3回(※5番ホールのファーストパットはグリーン外からだったため記録上は2回)。予選2日間合わせての平均パット数は1.8696回の87位タイと、グリーン上での苦戦が予選落ちにつながった。
初日は長年使い続けているL字型のエースパター『ODYSSEY PROTYPE ix #9HT プロトタイプ』を使っていたが、2日目はブレード型のセンターシャフト、『ODYSSEY TOULON SAN DIEGO プロトタイプ』を試合で初めて投入した。
パター変更の意図について「音もしっかりしていますし、少ししっかりめに当たってくれる感じ。ボールが前に転がってくれるイメージが持ちやすい。あとL字は少しグースが入っているので(シャフト線上よりもフェースが後方にある)、たまにストロークがぼやけてしまうことがある。センターシャフトのほうが自分のストロークが感じやすいのはあります」と石川は説明する。
しかし、パター変更もかみ合わず。終盤16番パー3では、3.5メートルのバーディチャンスから3パットでボギーとするなど、最後までラインが合わなかった。「本当にラインの読みが1本右だった。自信を持って打って右に外していることがけっこうありました。(パターを変更しても)それはあまり変わらなかったかな」。同組の金谷拓実が面白いようにパットを決めてトータル10アンダーまで伸ばしたのに対し、石川はまるで違うグリーンでプレーしているかのように、ため息を繰り返し、天を仰ぐシーンもあった。
加えて、13番パー3ではグリーン左手前のラフからのアプローチを3メートルショートさせるなど、得意のアプローチでもミスが目立った。「今週は10回中7回くらいセーブできなかった。ほぼほぼ全部ショート。ウェッジはホンダ・クラシック(3月開催の米国男子ツアー)が終わってからバンスを変えてみて初めてだったんですけど、自分のなかでの調整も必要かもしれない」。
それでもこの日は、パー3を除く14ホール中9ホールでドライバーを握り、大きなトラブルを招くようなティショットはなかった。昨年までは3番ウッドや5番ウッドでのティショットを多用していたが、今年に入ってドライバーを握る回数が増えている。もちろん、雨の影響でランが出ないというコースコンディションもあっただろう。飛距離も出ていて、ドライバーでは同組の金谷の30ヤード前にボールを置いていた。
「ドライバーに関しては今週けっこう良かった。スイング改造の成果は出てきていると思います。いままでは思いっ切り力を込めて打って、あんまり飛んでないという感じだった。効率の良いスイングを目指してきて、ボールに対しての伝達も徐々に上がってきている。飛距離を落として正確性を上げるということではなくて、飛距離と正確性の両方を上げていくことが、効率のいいスイングだと思っています。改造する前と比べたらそこは明らかに向上したなと思う」
昨年と比べてトップはかなりコンパクトになったが、むしろ飛距離は昨年より伸びているかもしれない。しかも、力いっぱい振り切るというより、コントロールしているような感じにも見える。予選2日間の平均飛距離は297.5ヤードで全体8位。計測ホールでドライバーを握らないこともあったので、ドライバーだけなら平均300ヤードは超えていただろう。
「去年は意識しても試合でできなかったことが、今年はけっこう試合でもできるようになった。やっていてすごく楽しいです。理想は本当に何も考えないで無意識にできる状態。そうなったときに勝ちにいって勝つゴルフができるかなと思う」。スイング作りを優先したことで、アプローチとパターの調整が遅れているが、石川のゴルフは明らかに変わってきている。
2020、21年が統合されたシーズンで「1年以上の戦いとなるので運の要素がなくなってくる。そこで一番になることに価値があると個人的には思っています」という石川。1試合ではなく2年で一番を目指していく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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