■国内男子ツアー「東建ホームメイトカップ」(4月15〜18日、三重県・東建多度CC・名古屋、賞金総額=9750万円※当初の75%)
2日目に出場選手の新型コロナウイルス陽性が判明したことで、3日間54ホール短縮となった大会は、トータル11アンダーまで伸ばした金谷拓実が制し、今季2勝目を挙げた。
短縮により賞金は75%加算となり、総額1億3000万円から9750万円へ、優勝も2600万円から1950万円になった。それでも、これを手にした金谷は賞金ランキングの1位に躍り出た。
今週は22日(木)から兵庫県の有馬ロイヤルGC ロイヤルCで「関西オープンゴルフ選手権」が行われる。
■国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」(4月16〜18日、熊本県・熊本空港CC、賞金総額=1億円)
プロ2年目の19歳・山下美夢有が、大会記録となるトータル14アンダーをマーク。後続に5打差をつける快勝で、ツアー初優勝を挙げた。この結果、優勝賞金1800万円を獲得し、賞金ランク12位に浮上した。
今週は23日(金)から静岡県の川奈ホテルGC富士Cで「フジサンケイレディス」が開催される。
■米国男子ツアー「RBCヘリテージ」(4月15〜18日、米サウスカロライナ州・ハーバータウンGL、賞金総額710万ドル=約7億6680万円)
47歳のスチュワート・シンク(米国)が、トータル19アンダーで米ツアー通算8勝目を挙げた。2位に4打差をつける快勝で、2000年、04年に続く大会3勝目。これで優勝賞金127万8000ドル(約1億3800万円)を手にした。
なお日本勢唯一の出場で、18年大会覇者の小平智は、トータル1オーバーで予選落ちという結果に終わった。
今週は現地時間22日(木)からルイジアナ州のTPCルイジアナでペアマッチの「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」が行われる。現在日本に帰国中の松山英樹や、小平はともに出場しない。
■米国女子ツアー「ロッテ選手権」(4月14〜17日、米ハワイ州・カポレイGC、賞金総額200万ドル=約2億1600万円)
トータル28アンダーを記録したリディア・コ(ニュージーランド)が、2位に7打差をつける圧勝で3年ぶりのツアー優勝を飾った。米ツアー通算16勝目で、30万ドル(約3250万円)を手にした。
日本勢は7人が出場。笹生優花は優勝争いに加わり、トータル19アンダー・6位タイの成績を残した。渋野日向子はトータル13アンダー・33位タイ、畑岡奈紗はトータル5アンダー・72位タイ。野村敏京、上原彩子、河本結、山口すず夏は予選落ちした。
今週は現地時間21日(水)からカリフォルニア州のウィルシャーCCで「ヒューゲルエアプレミアLAオープン」が行われる。日本勢は上原、野村、河本、山口の4人がエントリーリストに名を連ねている。
■欧州男子ツアー「オーストリアン・ゴルフオープン」(4月15〜18日、オーストリア・ダイヤモンドCC、賞金総額100万ユーロ=約1億2900円)
ジョン・キャトリン(米国)が、トータル14アンダーで並んだマクシミリアン・キーファー(ドイツ)をプレーオフでくだし優勝。欧州ツアー3勝目を手にし、賞金14万7370ユーロ(約1900万円)をつかんだ。
川村昌弘は最終日に「72」と伸ばせず、トータル1アンダー・33位タイという結果だった。
今週は現地時間22日(木)からスペインで「グラン・カナリア・オープン」が行われる。川村も出場を予定している。
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