今週のPGAツアー「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」は公式のチーム戦。2人1組で80組が4日間戦うのだが、そのチームは選手それぞれが気の合った友人などでペアを組むのだが…
初日のフォアボール戦で8アンダー、首位と2打差の10位グループと好発進を切ったバッバ・ワトソンとスコッティ・シェフラーのペア。ワトソンは42歳、シェフラーは24歳、フロリダ州出身とテキサス州出身…
同じエージェントでもなくほとんど共通点のない二人だが、ペアを組んだ理由は…
「バッバが8人か9人くらいに声を掛けたが全員答えはNOだった…。それでババは僕の返事を待っていたんだ。僕は数名に連絡してみたんだが、4,5日待っても誰も返事が来なくて、それでババにYESと返事をしたんだ」とシェフラーがラウンド後のインタビューで明かした。
隣で聞いていたワトソンも「そう、ほとんどそんなところだよ」と同意。
話し合ったのは1月、シェフラーが「まだプレーするか決めてない」と返事をするとワトソンは「そんなことを聞いているんじゃない。僕のパートナーをやりたいかどうかを聞いているんだ」と返したとワトソンも笑う。
2日目は1つのボールを交互に打つフォアサムでプレー、「最初にババに誘われたとき、僕たちはすごく良いチームになると思った。ババのプレーを見ていてものすごくおもしろい。明日のフォアサムはきっともっと良いチームになるよ」とシェフラーは自信をみせた。(文・武川玲子=米国在住)
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