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勢いか、世界一の技か、地元への思いか　ツアー屈指のショットメーカー3人がしのぎを削る【きょうの注目組】

＜フジサンケイレディス　2日目◇24日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース（静岡県）◇6439ヤード・パー71＞
初日は風速2.3メートルとおだやかで、ある意味“らしさ”のなかった川奈ホテルゴルフコース。予報では2日目も気温が上がり、プレーしやすい気候となりそうだ。とくれば、バーディ合戦の様相を呈する可能性が高い。
そこで注目したいのが、11時20分にスタートする笠りつ子、申ジエ（韓国）、稲見萌寧の組。笠は2016年にパーオン率2位、ジエは18年に同1位、稲見は19年に同1位と“キレキレ”のアイアンを持つショットメーカー3人の共演だ。初日を終えてジエと稲見は4アンダーの3位タイ、笠は3アンダー・9位タイにつけている。
ジエは前回大会の覇者でコースも熟知している。21年はここまで4試合でトップ10が1度だけと実力からすれば物足りない数字。元世界ランク1位、ディフェンディングチャンピオンの名に懸けてもここでつまずくわけにはいかない。
勢い最大級なのは稲見。21年は7戦3勝と絶好調で、同じくシーサイドコースの土佐カントリークラブで行われた「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」で優勝しており、例え海風が吹いても苦にしなさそうだ。
笠は地元・熊本で行われた前週の「KKT杯バンテリンレディス」で21年初トップ10入りと状態は上向き。2016年の「ニトリレディス」から優勝が遠ざかっているが、ショットメーカー2人との伸ばしあいを制して5年ぶりVに名乗りを挙げたいところだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>