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風の読みが難しかった最終日 勝敗を分けた星野陸也の“ライン出し”ショット

<関西オープンゴルフ選手権競技 最終日◇25日◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103ヤード・パー71>
最終日のインコースは、ドラマチックな展開が起こるようにバーディが獲りやすいピン位置に設定されていた。にもかかわらず、吹く方向が頻繁に変わる“風のいたずら”がコースを難しくさせた。そんななかで大きなミスなく耐えながらプレーしていた星野陸也が、チャン・キム(米国)を終盤に逆転して優勝。勝負を分けたのは“ライン出し”ショットだった。
スタートの1番ホールからずっとトーナメントをリードしていたキムを、星野がついにとらえたのは14番パー4。星野はピンまで残り115ヤードの地点にティショットを運んでいた。「風がフォローかアゲインストか微妙でわからなかったので、低めのライン出しで110ヤードちょっとキャリーさせた」という星野のセカンドショットはピンの手前2.5メートルにつけてバーディ。一方、「低い球は得意じゃない」キムは、左手前のバンカーに入れてボギーとなり、トータル14アンダーで2人は並んだ。
勝負が決した最終18番ホールでは、「低い球を打とうか、高い球を打とうか、迷ったまま打ってしまった」キムが、右に大きく曲げてロストボールにしたのに対し、星野はドライバーのライン出しで「入ってもOKだった」左のフェアウェイバンカーに運び、きっちりパーオンさせて2パットのパーで優勝を決めた。星野自身も「今週は特にライン出しの球が上手くいった」と優勝会見で話している。
ここまでライン出しショットの精度が高かったのは、長いオフに星野が取り組んだ「抵抗のないスイング」の成果だ。前のスイングでは体の負担が大きく、4日間の戦いでは腰が張って同じスイングができなくなるのが星野の課題だった。
「PGAツアーに出てときに、トップ選手はタイミングとリズム感がいいんです。試合になるとガーンと振っちゃう人が多いけど、彼らの練習場を見ていると、ボールがあると思って打ってない。素振りのように打っているんですよね」
星野は21年初戦こそ予選落ちしものの、優勝した今大会では「抵抗のないスイング」の成果も感じている。「まだ(今年は)2戦目ですけど、まだ腰が張ってないんです。楽に触れるというのを目指して、今週はうまくいった」と星野は話す。
それが結果的にライン出しの精度にもつながっている。「体の自然な回転とクラブの重さを感じながら、ボールがないと思って打つイメージだとフェースに自然に乗っていく。ボールがつかまるので、ドローになりやすいしスピンも入る。硬いグリーンにも止めることができました」。
実際、星野のライン出しはどういうイメージなのか、詳しく聞いてみた。「基本はスリークォーターで、ショートアイアンの延長線上で打っています。サンドウェッジのフルショットは100ヤードなんですけど、スリークォーターだと80ヤード。7番アイアンのフルショットは190ヤードなので、スリークォーターでは185ヤード。ウェッジの80ヤードと同じようなイメージを心がけています」と教えてくれた。
飛ばし屋の星野陸也が、ゴルフは飛ばしだけじゃないことを最高の結果で証明した。(文・下村耕平)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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