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ポール・ケーシーがワクチン接種に「アイ・アム・ハッピー」　女子ではインビー・パークも

今週のPGAツアー、「バルスパー選手権」（4月29〜5月2日・米フロリダ州）のディフェンディングチャンピオン、ポール・ケーシー（イングランド）が開幕前の会見で、すでに2度のワクチン接種を済ませたと話した。
副反応があったかなどは明らかではないが、「2度目を受けてからはまだ2週間が経っていないので、今週はPCR検査を受けた」という。PGAツアーではワクチン接種を完了してから2週間が過ぎると、米国CDCのガイドラインに沿って新型コロナウイルスの抗体ができたと認定さら、大会に出場するためのPCR検査を免除される。
ケーシーが接種したのは自宅のある米アリゾナ州で「43歳の僕は接種可能になった。イングランドは現在44歳以上だから、もしイングランドにいたらまだ接種できない。米国い居て良かった」と話す。また、夫人も地元でボランティア活動をしていることから優先して接種が可能ですでに済ませているという。
「ワクチンが安全かどうかはもちろん不安はあるが、現時点ではみなが抗体を持つことがもっとも安全なこと。毎週検査を繰り返しているこの状況は大変過ぎる」と話した。
またツアーが6月いっぱいでPCR検査を終了することに関しては、「これまでツアーは巨額な支出をしてきた。毎週毎週、選手、キャディに検査を行うことは簡単ではない。その一方でみなの安全も守らなければならない。そういう意味では現時点ではワクチン接種が唯一の解決。今は受けて良かったと思う。とてもハッピーだ」とケーシー。
州によるが4月に入って急速にワクチン接種が可能な年齢が下がっている米国。女子選手では今週はシンガポールで開催される「HSBC女子世界選手権」に出場するインビー・パーク（韓国）が「すでにワクチン接種を済ませた」と話した。（文・武川玲子=米国在住）
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