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暗闇のなかホールアウト “サスペ濃厚”から一転“全組ホールアウト”までの1日をドキュメント

<パナソニックオープンレディース 2日目◇1日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6638ヤード・パー72>
日没予定時刻から20分以上が過ぎた午後6時47分、この日競技を行った全組がホールアウトした。午前11時30分にプレーを開始した最終組の岩橋里衣、堀琴音、植竹希望は日がとっぷり暮れるなか、投光器が照らす光を頼りにこの日最後のパッティングを打った。
スタートは順調だった。午前8時20分、予定通り第1組がティオフし第2ラウンドが開始された。午前中は青空の下でのプレー。前日までに雨予報が出ていたが、それも“杞憂に終わるのでは?”と思えるような快晴だった。しかし時間が進むにつれ徐々に雲が多くなり、コースには風も吹き出す状況に。この日午前8時45分にスタートし、5つスコアを伸ばした稲見萌寧が、「今日1番よかったのは、早いスタート時間で回れたこと」と言うほどコンディションは変わっていった。
そして午後2時57分、雷雲接近のため一時競技は中断。プレー中の選手はクラブハウスに引きあげ、そして予報通り雨も降りだした。この時点で、最終組はバックナインに入ったばかり。雷雲が漂っている以上は、競技再開はできないため、早く上空から抜けてくれることを願うばかりだった。運営スタッフによると、当初見込まれた中断時間は「2時間以上」。もちろん、このままサスペンデッドということも考えられる状況といえる。
しかし午後4時8分、会場に「再開の見込みが立った」というアナウンスが流される。その7分後に選手の各ホールへの送迎が始まり、午後4時30分に競技が再開された。とはいえこの時点でも、可能な限り競技を進め、残りホール数を少なくして明日へ持ち越す、というムードが強かった。
だが、その後18番グリーンに投光器を入れて、全組ホールアウトを目指す動きに。見込みよりも30分程早く雲が抜けたことが、後々効いた形だ。選手も走ってペースをアップ。グリーン脇で見ていると、投光器で照らしてもグリーン中央付近はかなり暗いと感じる状況のなか、最後の1人がプレーを終えた。
最終組を回った1人の植竹は、「ほかの選手も同じ環境でやっているので、それは言い訳になってしまう」と前置きしたうえで、「距離感を目で感じて打つので、そこからの情報が不足すると影響する部分はありました」とこの“暗闇のなかのラウンド”を振り返った。
ただ最終日も、スタート時間が当初予定から1時間早まり午前7時になるほど、午後から天気が崩れることが予想されている。もし第2ラウンドがサスペンデッドになっていれば、短縮競技になることも十分に考えられた。しかしこの日の判断が、54ホールでの競技成立へ大きく前進させることになった。グリーン脇で見守っていた運営スタッフも、「選手が頑張ってくれました」と安堵の表情を浮かべた。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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