<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日◇6日◇茨城GC東C(茨城県)◇6630ヤード・パー72>
2021年のメジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」がいよいよ開幕。50年以上の歴史を持つ名門・茨城GC東Cで熱戦の火ぶたが切られる。
注目されているのが、不動裕理以来となるツアー史上2人目のメジャー3連勝を狙う原英莉花。予選は好調の19歳・山下美夢有、プラチナ世代の西村優菜とフレッシュな顔ぶれとなった。
メジャータイトルはもちろんだが、高額賞金も魅力的だ。賞金総額1億2000万円、優勝賞金は2400万円。女王レースにも大きな影響を与えそうだが、賞金ランキングトップ3に位置する小祝さくら、古江彩佳、稲見萌寧が予選同組となり、こちらも要注目だ。
現在、小祝は1億3046万円あまりを稼ぎ、2位の古江に約2000万円の差をつけて女王レースを快走中。しかし、今大会での順位次第では、古江、3位の稲見が一気に“まくる”可能性も十分にある。
今季の予選ラウンド平均ストロークを見ると、古江が70.97で6位。稲見が70.48の2位、小祝が69.95で1位と、いずれも高い数字を誇る。互いに一歩も引かない、好プレーの応酬となりそうだ。
メジャー3連勝、女王レースの行方、さらには第1回リランキングも本大会終了時に実施されるとあって、当落線上の選手は目の色を変えて戦いに臨む。見どころの多い重要な一戦だが、果たして開幕ダッシュを切る選手は誰か。
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