<ホンダLPGAタイランド 2日目◇7日◇サイアムCCパタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>
今季4戦目の米国女子ツアー参戦を迎えている渋野日向子は、3バーディ・3ボギーの「72」で2日目を終えた。初日の14位タイから順位を28位タイに落としたが、後半はなんとか挽回した。
4番でバーディが先行したが、続く5番でボギー。7番、9番でもボギーを喫した。崩れそうになりながらも、11番で3メートルのバーディチャンスを沈めると、最終の18番パー5でもグリーン手前からの3打目を1メートルに寄せてバーディ。スコアをスタート時に戻した。
「後半はボギーがなくて、オーバーパーにはならなかったので」と盛り返したことは評価。ただ、「前半すごくバタバタしていたけど後半はショットも持ち直してチャンスについた。けどそれが決めきれなかったのが悔しい」と、伸ばしきれなかったことは反省点として残る。
この日は18ホール中12ホールでパーオン。ということは6ホールでグリーンを外している。そんななか、この日はアプローチで寄せきれない場面も目立った。最終ホールはうまくランを使って寄せたが、傾斜や段がハッキリしているグリーンに対しての攻め方を課題に挙げた。
「クッションでオーバーしてしまったので、そういうのはもっと練習しないといけないですし、上げるアプローチというのもこれから必要になってくると思う」。スイング改造をするなかで、ショットは安定してきたが、パーセーブするためのマネジメントや技術力を磨く必要性を説いた。
「残り2日間は自分のやるべきことをしっかりやって、悔いの残らないように頑張りたい」。日々勉強の米ツアー。2日間で学んだことを残り36ホールで実践。あとは持ち味の爆発力を発揮して、スコアを伸ばすだけだ。
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