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“スーパーゴルフリーグ”構想　ミケルソンに続きファウラーも「おもしろい」

サウジアラビアの潤沢なオイルマネーを資金に、トップ選手のみを集めた新リーグ構想“スーパーゴルフリーグ”。フィル・ミケルソン（米国）に続きリッキー・ファウラー（米国）も「とても興味深い」と前向きに捉えた。
「実現するには多くのことを解決しなければならない」と前置きしながらも「戦いはとても良いものになる」とファウラー。
「すでに米PGAツアーは『プレミアゴルフ』と呼ぶべき素晴らしいツアーだが、もっとよくすることができるか？　できると思うからこうやって新しいリーグの発想がされている」とファウラーは肯定した。
ミケルソンやファウラーが特に肯定するのは“チーム戦”。F1レースやサッカーリーグにようにチーム戦が加わることは、これまで個人スポーツとして捉えられていたゴルフが大きく変わることになる。
新リーグの詳細は明らかにされていないが、一説には一大会に48人が出場し、個人戦と4人一組のチーム戦が加わるとされており、「例えば他のプロスポーツのようにチームのファンも加わるから、これまでと違ったゴルフ観戦となるかもしれない」というのがファウラーらの「興味深い」というひとつの理由でもある。また年間14〜15試合と選手への負担も少ないことも大きい。
一方、ローリー・マキロイ（北アイルランド）やジャスティン・トーマス（米国）は「巨額のマネーゲーム」と批判し、「米PGAツアー、欧州ツアーでゴルフの歴史を続けて行く」（マキロイ）。「メジャー勝利を挙げて大会に勝つことを目指しているのだから、新リーグに行く意味がない」（トーマス）といったように、多くの選手は反対の立場を取っている。（文・武川玲子＝米国在住）
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