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メジャー優勝翌週の西村優菜　「気持ちと体をリセットして、初日は堅くプレーする」

＜ほけんの窓口レディース 事前情報◇13日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) ◇6335ヤード、パー72＞
前週の国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」で優勝し、疲れが残るまま福岡に移動してきた西村優菜。火曜日はアウトの9ホール、水曜日はインの9ホール、そして開幕前日のきょうもイン9ホールを回りコースチェックを行った。
母の日Vとなったメジャーでの最終日を振り返ると、「母もすごく喜んでくれて、特別な日に勝ててうれしかった。本当に自分のプレーだったのかなと思うくらい、すごくいいプレーができた」と語る。優勝会見で口にした母の日のプレゼントに関しては、「進んでないです」と笑う。
今週の会場は、緊急事態宣言が発令されている福岡県。西村は福岡市内のホテルには泊まらず、「コースから一番近い」車で10分ほどのホテルで、人との接触をできるかぎり避けて試合に臨む。「市内に泊まっても外食には行けないので、できるだけ安全なほうにという感じです。スーパーでお惣菜を買って部屋食が多くなる」と感染対策に気をつけている。
スーパーで必ず買うのは、「サラダとヨーグルト」。根菜や緑黄色野菜を中心に摂り、栄養バランスにも気を配る。
「2021年での複数回優勝」を目標に掲げる西村だが、先週、先々週と2週連続で最終日最終組で回り、体には疲れが溜まっている。「自分の気持ちや体をリセットさせるのが一番。初日は堅くプレーすると思います。自分の体とかキレは先週の最終日より落ちていると思うので、初日はそういうことを細かく感じながらプレーして、2日目、最終日に攻めるゴルフができるようにしたい」と、3日間のプランをしっかり思い描く。
もちろん、コースマネジメントも組み立てている。「毎日60台…（3日間で）2桁にいくと思っています。それが自分の目標です」と西村は力強く宣言。19年の前回大会では、イ・ミニョン（韓国）がトータル10アンダーで優勝した。2桁まで伸ばせば、西村の2週連続優勝が現実味を帯びてくる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>