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「上に行けると思う」小平智が6つ伸ばし上位戦線へ　18番では直ドラでバーディ

＜AT＆Tバイロン・ネルソン　3日目◇15日◇TPCクレイグランチ（テキサス州）◇7468ヤード・パー72＞
先週の11位タイに続き、今週も小平智は好調だ。ボギー先行ながらすぐさま修正。1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」。6つ伸ばしてトータル12アンダーの25位タイにジャンプアップした。
3番でボギーが先行したが、5番パー5でバーディ。短いパー4の6番ではティショットを307ヤード飛ばし、残り33ヤードを直接沈めてチップインイーグル。中盤は足踏みが続いたが、14番で1.2メートルにつけてバーディを奪うと15番で10メートル、16番で5メートルを沈めて3連続バーディ。18番はアゲンストの風の中、左ラフからの残り255ヤードを直ドラでグリーンまで運びバーディ。上がり5ホールで4つ伸ばした。
「前のホールでアゲンストでショートしたので、スプーンだと池に入るかなという感じだったので、球も浮いていたしいいライだったのでドライバーを選んだ」と18番は直ドラに挑戦。気持ちよくバーディで締めて、上位をうかがう位置まで戻した。
この日はツアー屈指の飛ばし屋、キャメロン・チャンプ（米国）とのラウンドとなったが、「前は70ヤードとか離れていたけど、前よりも置いていかれない」と飛距離アップも実感。差を気にすることなく、落ち着いて回れている。
前半は60度のウェッジでのアプローチに違和感を覚え、後半は56度にスイッチ。「転がす感じでやったのがよかったです」と、ラウンド中の修正も行いながら、しっかりとスコアを伸ばすことに成功した。
「今日みたいなゴルフができれば上に行けると思うので、落ち着いてリズム良く回りたいなと思う」。シード最終年となるシーズン。まずは前週の今季ベストフィニッシュを上回る順位に入り、終盤戦に向けて弾みをつけたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>