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舞台は尾崎3兄弟1、2、3フィニッシュの伝説コース 地元ホステスや謎の中国人に期待【ステップ・アップ・ツアー見どころ】

2021年シーズンのステップ・アップ・ツアー第4戦「ツインフィールズレディーストーナメント」が19日(水)に開幕する。舞台は石川県のゴルフクラブ ツインフィールズ ゴールドコース。3試合連続の九州連戦から加賀の国・石川に移動。そこで、同ツアーを放送するCSチャンネルのスカイAで16年からラウンド解説を行う下村樹美プロに見どころを聞いた!
■コースは男子メジャーも開催のチャンピオンコース
昨年大会はコロナ禍で中止となったため、同地での開催は今年で5回目。2019年に大会を制したのは川岸史果。3日間トータル9アンダーでの優勝だった。開催コースはこれまでもプロトーナメントを数多く開催しており、1999年には国内男子ツアーの「日本プロゴルフ選手権」も開催。尾崎3兄弟がトップ3を独占して話題になった。ちなみに優勝は三男の直道、長男の将司が2位、次男の健夫が3位だった。
そんなチャンピオンコースでの戦いは、やはり難易度が増しそうと下村。「雄大なコースですが、ステップの会場の中では上位に入るくらいの難しさがあります。特に距離も長めの設定で、グリーン上のコンパクションが高くて、速さも出ている」。距離は6500ヤードを越え、グリーンも硬い。攻めあぐねる選手が出てきそうだ。
「これまでは九州のコースで傾斜からグリーンを狙うことが多かったですが、今回は比較的フラットで飛距離も必要。高い球でグリーンをしっかりと捉える必要があります。特に18番がいちばんむずかしい。右に池があって、最終日はバーディ賞がつけられるほど難易度が高いんです。右奥のピンが定番のフィニッシングホール。いちばんの見どころですね」
また、季節ならではの難しさもあるという。「早めの梅雨入りで雨が多いので、コンディションが悪いなかでのプレーを覚悟しないといけません。悪天候とどう戦うかも見どころです。雨が降れば、もしかしたらもっとグリーンが止まるかもしれませんが、メンタルとショット力が必要なのは間違いありません」と下村は分析する。
■ホステスプロの土田沙弥香と謎の米ツアー経験者の躍進に注目
そんなコース状況のなかで注目選手を挙げてもらった。今大会には現在好調の選手が大勢出場するが、大会の特別後援として入る加賀電子株式会社と所属契約を結ぶ選手に注目。19年大会には加賀電子所属の川岸史果が勝利。今年はその川岸のほかに土田沙弥香もホステスプロとして気合が入る。
「土田選手は言ってみればホステスプロですし、石川県出身。前戦では最終日に崩れましたが、2日目を終えて7位タイと好調。オフはトレーニングを重点的に取り組んで、毎日5キロから10キロのランニングをして、午後からウェイトトレーニングに取り組んだそうです。葭葉ルミ選手と一緒に長崎で合宿もして、そこで100ヤード以内の距離感を合わせる練習をしてきました」。
13年にプロテストに合格し、今年で27歳。いまだツアー未勝利だが、そろそろという感じも出てきている。「100ヤード以内もそうですが、グリーン周りのアプローチも重点的に取り組んできました。ショットでは球の高さがそろっていて、スイングにも無駄がありません。体は小さいですが、スイングは安定しています。このコースで練習もしているようなので、楽しみです」と期待をかける。
もう一人、意外な人物を下村は挙げる。「フォン・スーミン選手です。中国の選手ですが、昨年は3試合に出場してすべて予選落ち。ところが今年は前戦の2位を含めすべてトップ15に入っています」。あまり知られていない選手だが、身長175センチ越えの大型選手のようだ。
「米ツアーでもプレーしていたようですし、正直、どうしてステップにいるのかな、とも思いますが、好調なのは間違いありません」。調べてみると、15年から19年までは米ツアーにも参戦し、2度のトップ10も記録している。「いきなり出てきた感じはしますけど、力があるのではないかと思いますし、今後に注目です」。
■長いシーズンも半分 気になる賞金レースは?
統合となった20-21年シーズンは今後の予定を含めて合計22試合だが、ちょうど半分の11試合を終えて、賞金ランキングも気になるところだ。ステップの賞金ランキング1、2位は、翌シーズンのレギュラーツアー前半戦出場の権利を獲得するため、選手たちも意識するところ。また、同3〜10位はファイナルQTからの参戦が可能と、獲得賞金額も気にしてみるとおもしろい。
「今のところ1位は2勝のリ・ハナ選手で、2位も2勝の小野祐夢選手。二人ともに900万円を突破していて少し抜け出していますが、まだまだほかの選手にもチャンスはあります」。前戦で優勝した川満陽香理が約750万円で3位、植竹希望が約700万円で4位だが、小野も加えた3人は今週、レギュラーツアーに出場。それ以下の選手の追い上げもまだまだこれからという状況だ。
「リ選手と小野選手が優位なのはもちろんありますが、これからは高額賞金大会もありますし、最後までおもしろい展開になると思います」と下村。7月にはステップのフラッグシップ大会で賞金総額4000万円の「Sky レディースABC杯」、9月には同3000万円の「山陽新聞レディースカップ」も控えており、最後まで目が離せない。
ちなみにステップの賞金総額で多いのは2000万円。この場合の優勝賞金は360万円。総額の18パーセントとなるため、4000万円なら720万円。3000万円なら540万円と一気に形勢逆転となることも考えられる。
解説・下村樹美(しもむら・じゅみ)
1988年5月13日生まれ、愛知県出身。2011年にプロテストに合格。ケガなどもあり一線からは身を引いたが、16年からはスカイAでラウンド解説をしている。プロ目線での解説が好評。今年もステップ・アップ・ツアーから選手のプレーの模様や声を届ける。
ステップ・アップ・ツアー見るならスカイA
https://www.sky-a.co.jp/category/golf/5002006/
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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