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同組のコリン・モリカワとブライソン・デシャンボーに「なんでこんなに合うんだろ」【松山英樹・一問一答】

＜全米プロゴルフ選手権　初日◇20日◇キアワ・アイランド・ゴルフリゾート オーシャンコース・サウスカロライナ州）◇7876ヤード・パー72＞
2021年の海外メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」初日が終了。メジャー2連勝がかかる松山英樹は3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「73」でラウンド。首位と6打差の1オーバー・41位タイ発進となった。
4月の「マスターズ」を制してから初めて迎えるメジャーの初日に何を感じたのか。以下、松山英樹の一問一答
・初日を終えて1オーバー、振り返っていかがですか
風は少しあったけど、思ったよりは良かった。自分自身の調子が上がって来ていないのでどうかなと思ったけれど、そんなに離されることなく終わったのでそこは良かったかなと思う。思ったより悪いスコアにならなくて良かったなって感じですね。
3パット2回とアプローチミスが1、2カ所あったので、そこがもったいなかった。あしたしっかり伸ばして、少しでも差が縮まればいいなと思う。
・プレーを振り返って、練習ラウンドと比較してコースはどうだったか
ティグラウンドが少し前になっていたので、そこは練習ラウンドとは違う感じはありましたが、風の吹き方的には一緒くらいだったので、とても練習が参考になったなという感じです。
・初日はどんなイメージで迎えた？
風は吹くと思っていたが、ティグランドがどこまで前になったり、風がどっち方向か、曖昧なものがあった。朝の練習場の感じだったら「ちょっとやばいな」という感じだったけど。まあ、スタートホールでフェアウェイに行って、そこでちょっと落ち着いた。
・ショットはいかがですか
フェアウェイに行ったりグリーンを捉えたりはしているけれど、自信を持って打てていないのが一番…引っかかっている。そこが少し良くなればもうちょっと（伸ばせる）。15メートルくらいにつくのが10メートルに縮まったり、パッティングとか、外す位置ももっと楽なところに外せるようになると思う。もうちょっと状態を上げたい。
・風がフォローのときとアゲンスト、ティーショットを打ち分けたりしている？
いや、あまりしていない。アゲンストのときは距離が飛びすぎると駄目なところもあるので。飛ばしてもいいホールは思いっきり振っていた。
・グリーン上の距離感
一緒に回っている二人（コリン・モリカワとブライソン・デシャンボー）はすごく合っていたので、「なんでこんなにこの人たちは合うんだろうな」と思って見ていた。
・ダボが出たところは難しい判断になった
あそこに外した時点でボギーは覚悟しないといけないと思ったんですけど、ライがよかったので…すごく悩んでしまった。一番確率が高いのかなと思いながら、まあ結果的に失敗してしまったみたいな感じです。もったいなかったですね。
・エナジーレベルはどうか
疲れは全然ないです。ゴルフがうまくいかないことに対して、また、マスターズの前の状態のような気持ち、もう少しゴルフをよくしたい、よくしたいという風になってきています。
・メジャーチャンピオンとして初めてのメジャー、違いは？
今までは勝ったことがなかったので、そこに対してすごい気持ちが入りすぎていた部分があると思うんですけど、きょうは落ち着いてできました。
・マラソンのようにタフな試合、残り3日間は？
本当に1打でも少なく。気持ちを切らした瞬間にこのコースはスコアがすごく悪くなってしまうので、そういうところに気をつけながらやっていきたいなと思います。
・午後から練習するのはどのあたりに重点を置く？
ショットとパッティングかなという感じです。
・あす、トップとの差はあまりない
風向きはあまり変わらない予報なので、きょう回ったイメージをしっかり大事にしながら。打っていくところはだいぶ決まってくると思うので、しっかり頭に入れながら練習したい。
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