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中盤で4ホール連続奪取　畑岡奈紗がマッチ初戦に快勝「自分のリズムになった」

＜バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー　初日◇26日◇シャドークリークGC（ネバダ州）◇6777ヤード・パー72＞
米国女子ツアーのマッチプレー戦「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」初日。畑岡奈紗がグループステージの初戦を3＆1で快勝。幸先のいいスタートを切った。
64人が4人ずつの16グループに別れ、まずはグループ内で総当たり戦が行われる本大会。勝利で1ポイント、引き分けで0.5ポイントを獲得、各グループの上位1名のみが週末に行われるトーナメントマッチ戦に進出する。そのためには初戦は大事な一戦。そこで見事勝利を挙げた。
出だしの1番から2ホール連続で奪われた畑岡。「スタートしたときは自分のミスでズルズル行きそうになったけど、中盤はバーディも獲れて自分のリズムになったかなと思う」。3番でひとつ取り返すと、8番でバーディを奪ってマッチイーブンに戻すと、そこから4ホール連続で奪取。3アップまでリードを広げた。
その後は一進一退の攻防で、15番ではひとつ取り戻されたが、17番のパー3で対戦相手のジン・ヤン（中国）がティショットを池に入れ勝負あり。このホールを獲って、3＆1で勝利した。
「1アップしてハーフを折り返せたのはすごく大きかったかなと思います。いいショットも何球かはあったんですけど、最後のほうは左右にミスするのも多かったので、どっちかというとミスショットのほうが印象に残っています」と畑岡。それでも、ひとホールごとに勝敗が決して行くマッチプレーならではの試合運びで、勝利をたぐり寄せた。
「ひとつのプレーの流れで、先が大きく変わってくるので、うまくそこで切り替えられたらいいんですけど、ズルズルいかないようにだけしていきたいなと思います」。2日目はタイのジャスミン・スワンナプーラと対戦。勢いそのままに、グループステージ突破に弾みをつける戦いを見せる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>