<全米女子オープン 2日目◇4日◇ザ・オリンピッククラブ・レイクコース(米カリフォルニア州)◇6457ヤード・パー71>
4位となった前回大会以上の成績を目指し乗り込んだが、悔しい結果に終わってしまった。2オーバーと初日やや出遅れた渋野日向子は、2日目もバーディがわずかに1つ。ボギーを6つ叩いてトータル7オーバー・67位タイで予選落ちとなった。
「なかなか流れをつかむことができず、最後まで終わってしまったという感じです」と振り返った1日。「パターが入ってくれなかった。ショットがいいぶん、もっと悔しいというか、本当にどうにもできなかったのがすごく悔しいです」と唇をかんだ。
一方でこの2日間同組で回った畑岡奈紗は、この日「69」を出すなどトータル1アンダーの9位タイと上位で予選を通過。「一緒に回って、すべてにおいてすごくレベルの差を感じた」という。
「ティショットは私のほうがフェアウェイに置けていたかもしれない。でもその後どうやってパーセーブするかや、バーディチャンスについたところで(畑岡は)しっかり決める。そういうところ。アプローチ、バンカーショットとか、すごく差を感じた。ああ、やっぱりこういうところだなって」
それを事あるたびに痛感させられ、「ズキズキくる(笑)」と自虐的に笑う。畑岡も今年はまだトップ10はなく、ショットだけでなく悩んでいる状況だが「もっと悩もうと思っています」とまとめた。
この後は現地時間6月24日(木)開幕の海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場予定。その後は一度日本に帰国する予定だという。よくなったというショットと、課題に挙がったパッティング。2週間で修正して、東京五輪代表選考もかかる最後の戦いへと向かっていく。
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