最新ゴルフニュース

プレミアゴルフリーグが2023年に開始!? 優勝賞金は400万ドル

2023年1月､プレミアゴルフリーグがいよいよ開始､｢詳細はまもなく発表｣と同リーグの代表､アンディ・ガーディナー氏が英国のBBCスポーツのインタビューに｢準備は整った｣と答えた｡
プレミアゴルフリーグは､英国に本社を持つワールドゴルフグループによって創設されるもので､昨今話題を集めていたサウジアラビアのオイルマネーを資本にする“スーパーゴルフリーグ”とは別ものだという｡
ガーディナー氏によると48選手が出場し年間18試合を開催｡一大会の賞金総額は2千万ドル(約22億円)で､優勝賞金は400万ドル(約4億4千万円)､最下位でも15万ドル(約1650万円)を獲得するという｡
現在の米PGAツアーでは､賞金総額の最も高い｢ザ・プレーヤーズ選手権｣で優勝賞金は270万ドル(約2億9700万円)だから､その額は倍近くに跳ね上がる｡また開催地は発表されていないが､14大会が米国での開催と言われる｡
8日の発表では､｢このリーグを創設する理由は､プロゴルフはファン､選手にもっと素晴らしいものを提供できるから｡さらにファン層を広げることもできる｣と明かしていた｡
世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン､2位のジャスティン・トーマス､ブルックス・ケプカ､フィル・ミケルソン(すべて米国)が同ツアーからオファーがあったと確認されている｡
米PGAツアー､欧州ツアーはともに新リーグへ加入した選手をツアーからの出場停止を通達しているが､ガーディナー氏は｢それは個人の働く権利を侵害している｣とも主張｡数週間内にその全容が公開される｡(武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>