最新ゴルフニュース

アイルランドのエースは元アマ世界一　2度目の五輪、パット巧者のマグワイア【オリンピアンの素顔】

東京五輪の女子ゴルフ競技が8月4日に開幕する。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをオリンピックゴルフランキング順におさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。
【レオナ・マグワイア】（アイルランド）
■年齢：1994年11月30日生まれ　26歳
■身長：168cm
■プロ転向：2018年
元世界最強アマチュアが霞ヶ関に降り立つ。かつて、史上最長となる135週間世界アマチュアランキング1位に立ったレオナ・マグワイア。リオ五輪にはアマとして出場したが、今度はプロとなって大舞台へと戻ってきた。
名門・デューク大学時代には、押しも押されぬトップアマチュアとして活躍。リオ五輪ではアルバン・ヴァレンズエラと並び、アマチュア最上位となる21位タイに入った。2018年に満を持してプロ転向すると、下部ツアーで早速初勝利を挙げて翌年のツアー出場権をつかんだ。
ルーキーシーズンは14試合中12試合で予選通過。21年には2位が2度、6位を2度記録するなど、何度も優勝争いに絡んだ。7月に行われた海外メジャー「アムディ エビアン・チャンピオンシップ」の最終日にはメジャー記録タイの『61』をマーク。爆発力にも定評がある。
決して飛距離が出るほうではないが、マグワイアの魅力は何といってもパッティングだ。20年には1ラウンドの平均パット数28.69回で全体1位を記録。今年はその持ち味をいかんなく発揮し、平均スコアが69.86で6位、イーグル数は6コで8位（7月31日時点）に入っている。ツアー未勝利ながら優勝候補にも推されているパット巧者が、霞ヶ関のグリーンをいかに制圧するか。注目だ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>