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ミケルソンがライダーカップ・副キャプテンに　T・ウッズはジョインできず

「ツアー選手権」開幕前の1日、「ライダーカップ」の米キャプテンを務めるスティーブ・ストリッカーがフィル・ミケルソンを副キャプテンに任命。フレッド・カプルスとともに米国チームをサポートすることとなった。
ミケルソンにとって副キャプテンを務めるのは初、51歳のミケルソンは95年にライダーカップ初出場を果たしてから12回連続で選手として出場。マッチの出場回数47とともにライダーカップ史上最多を保持する。
キャリアレコードは18勝22敗7分、シングルマッチは8勝6敗1分けとなっている。
今季は5月にメジャー史上最年長の51歳で「全米プロゴルフ選手権」を制覇、現在ライダーカップ・ポイントは20位で、キャプテン推薦も6名に選出されるべきだと論争になっていた。
しかしミケルソン自身は「キャプテンから選出されるような成績は残していない」と発言、
ミケルソンにとって今季最終戦となった先週の「BMW選手権」では「副キャプテンを依頼されたら、喜んで受ける」と話していた。
ミケルソンの人気は米国チームにとっても強い味方。自国開催でアドバンテージがあるとしても「ミケルソンがチームに入ることで大きな結束力になる」とストリッカーは自信をみせた。
副キャプテンは米国、欧州の各チーム最大で5人選出が可能で、米国チームはカプルス、ミケルソンとともに、ザック・ジョンソン、デービス・ラブIII、ジム・フューリクの5名となり、タイガー・ウッズのチーム入りは見送られた。
ストリッカーは「5月頃にウッズに副キャプテンについて話しをしたが、ケガの深刻さからリハビリがどこまで進むか分からないと言われた」と話した。
ポイント上位のコリン・モリカワ、ダスティン・ジョンソン、ブライソン・デシャンボー、ブルックス・ケプカ、ジャスティン・トーマスの6名のメンバー入りが確定、今週のツアー選手権終了後に、ストリッカーは残り6名のキャプテン推薦を発表する。（文・武川玲子=米国在住）

<ゴルフ情報ALBA.Net>