<フジサンケイクラシック 初日◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>
今年5月の「ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント」でプロデビューしたばかりのルーキー大西魁斗が、3アンダー・暫定6位タイの好発進。プロ3戦目にして存在感を見せつけた。
「このコースはショットがうまい選手が有利になるので、その面では足りない部分がちょっとあったかなと思います。アイアンが比較的良くてパターも入った。ドライバーもほとんどフェアウェイからだったので、そこが大きかったと思います」と、6バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「68」をマークした。
金谷拓実と同世代の22歳。9歳で米国に渡り、南カリフォルニア大学に進学。コリン・モリカワやマシュー・ウルフ(ともに米国)と競い合ってきた。今年の5月に大学を卒業してプロ転向すると、今年のQTでツアー出場権獲得を目指しながら、今季は推薦によりレギュラーツアーへ出場している。
デビュー戦は3日目を終えて首位と4打差につける活躍を見せたが、帰国後14日間の自主隔離期間が練習日と重なっていたことが最終ラウンド前に発覚し、あえなく棄権。デビュー戦優勝へのチャンスは幻に消えてしまった。
「焦りはありませんが、シードを獲りたい気持ちはあります。自分のプレーができたらいい結果が残せるような気がしているので、シードよりも自分が後悔しないプレーをしたいと心がけています」と語る。
まずは初日を終えて、再び大きなチャンスが巡ってきた。「(明日も)このままいけばいいかなと思います。このコースは油断ができないので、どれだけちゃんとしたマネジメントができるか。それにちゃんと向き合ってやりたいなと思います」と意気込んだ。
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