今年9月30日〜10月3日の日程で行われる「日本女子オープン」(栃木県・烏山城CC)の出場選手として、渋野日向子とアマチュアの梶谷翼(滝川第二高3年)が特別承認されることが決まった。日本ゴルフ協会(JGA)が、3日発表した。
渋野は2019年に初出場の海外メジャー「全英AIG女子オープン」を制覇。同年に国内女子ツアー4勝を挙げ、賞金ランキング2位となった。昨年、今年と米国女子ツアーへの転戦も続け、ロレックスランキング43位(21年8月31日時点)につけている実績から特別承認されることになった。昨年大会には米国遠征のため出場しておらず、渋野にとって2年ぶりのナショナルオープン挑戦となる。
また梶谷は、JGA女子ナショナルチームメンバーとして活躍。今年の「オーガスタ女子アマチュアゴルフ選手権」で日本選手として初優勝を果たす快挙を達成した。「全米女子オープン」など海外メジャーにも出場し、最新の世界女子アマチュアゴルフランキングで日本選手最上位の8位につけている実績が認められた。
本来であれば2人は、先月30、31日に行われた本戦出場権をかけた最終予選会に出場する予定だったが、「AIG女子オープン」(全英女子)出場に伴う自主隔離措置の影響で参加できなかったことも配慮されて、特別承認の運びとなった。
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