今年6月に日本女子プロゴルフ協会のプロテスト合格を果たした双子の注目ルーキー、岩井明愛(あきえ)、千怜(ちさと)が、ヨネックスと用具使用契約を結んだ。13日(月)に同社が発表した。一体2人はどのようなクラブを使用し、ルーキーイヤーを戦っていくのか?
小学生時代から同社がジュニア育成・競技振興のために発足させた「ヨネックスジュニアゴルフアカデミー」で腕を磨いた2人。ここからは慣れ親しんだメーカーの、口をそろえて「温かい」と話すスタッフとともに、プロの世界で成績を残すための“武器”を追い求めていく。同日に行われたリモート会見の席では、「ツアー1勝を目指して頑張りたい」(明愛)、「今年のQTを通過して、来年ツアー優勝したい」(千怜)と最初の目標を話した。
複数年契約で、内容はドライバーを含む11本以上のクラブとシャフトのほか、同社のロゴが入ったキャディバッグ、グローブ、パラソル、キャップを使用する。メーカーが発表したそれぞれのクラブセッティングは…
【明愛】
ドライバー:EZONE FS
(シャフト:REXIS KAIZAシリーズ)
フェアウェイウッド:EZONE FS
(シャフト:REXIS KAIZAシリーズ)
アイアン:EZONE GT、EZONE CB501
(シャフト:REXIS KAIZAシリーズ)
ウェッジ:EZONE W501
【千怜】
ドライバー:EZONE GT
(シャフト:REXIS KAIZA シリーズ)
フェアウェイウッド:EZONE FS
(シャフト:REXIS KAIZA シリーズ)
アイアン:EZONE GT、EZONE CB501
(シャフト:REXIS KAIZA シリーズ)
ウェッジ:EZONE W501
実に双子らしい“シンクロ度合の高い”構成だが、ドライバーには違いがある。姉・明愛はソールに黄色のラインが入った『EZONE FS』を使用。一方の千怜は赤いラインが特徴の『EZONE GT』をバッグに入れる。明愛は「クラブのなかで一番好きなのはドライバー。顔もいいですし、当たった時の打感がすばらしい。飛距離も出て心地いいです」とパワフルなプレースタイルを引き出してくれる1本がお気に入りの様子。一方、千怜は「1本を選ぶのは難しい…。全部好きです(笑)」と、そのゾッコンぶりを笑顔で口にした。
髪の長さこそ違いがあれど顔はそっくり。さらに使用クラブメーカー、身に着けるアイテムも同じとなると…、コースでは髪型とドライバーのソールに注目して、その見分けをつけることになる?
<ゴルフ情報ALBA.Net>