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「え!? レナゴン勝ったの？ 衝撃！」　渋野日向子は男女下部Vの高校後輩に驚き

＜ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン　2日目◇25日◇利府ゴルフ倶楽部（宮城県）◇6591ヤード・パー72＞
渋野日向子が連日のボギーなしラウンドでトータル6アンダー・5位タイで2日目を終えた。2日目に奪ったバーディは2つのみと不満は残るが、それでも先週の第1ラウンドから続くボギーフリーのプレーは58ホール。安定感と耐えるゴルフが身についたいま、あとは爆発的なスコアがいつ出るか。
首位とは7打差と開いているため、目標は「今の順位を落とさないこと」と謙虚だが、この日はうれしいニュースも飛び込んできた。下部のステップ・アップ・ツアーで岡山県作陽高の後輩、石川怜奈が逆転優勝を果たしたこと。これを聞き、「え!?　レナゴン勝ったの？ 衝撃！」と驚き混じりの笑顔を見せた。
親しみを込めてレナゴンと呼ぶ石川は最終日に「67」をマークし2打差を逆転。今季ステップ2勝目を飾り、同ツアーの賞金ランキング3位に浮上。獲得賞金も1000万円を突破した。
金曜日には、同じく高校の後輩の久常涼が男子下部のAbemaTVツアーで今季3勝目。これは同ツアーでは20年ぶりの快挙。今年の3月に同校を卒業したばかりのルーキーの活躍にも賞賛の声を寄せた。
「高校のときからずば抜けていたと思うんですけど、それくらい勝てるだろうなと思っている。上のツアーに行っても戦えるんじゃないかなと勝手に思っちゃいます」
石川は渋野の1学年下で同時期に腕を磨いた仲。久常は4学年下のため在籍期間はかぶっていないが、そんな二人の優勝は刺激になる。「地元で一緒に頑張っていた子だったり、同じ高校の子が頑張っていると自分もうれしいし、めちゃくちゃやる気が出ている気がします」と、力をもらっている。
今大会ではボギーフリーとはいえ、チャンスをものにできず悔しさを見せる場面も多い。そんな状況を打開するためにも、後輩の頑張りにあやかって先輩もバーディラッシュで応えたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>