<樋口久子 三菱電機レディス 初日◇29日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>
出だしから2連続バーディで飛び出した渋野日向子が、出入りの激しい内容ながら6バーディ・3ボギーの「69」で回り、首位と1打差の3位タイで初日を終えた。
1番パー5では3打目をピン左3.5メートルに寄せてバーディ。2番パー4では2打目がピンをかすめベタピンのバーディ。ところがそこから出入り激しく、5番、6番で連続ボギーを叩けば、8番でバーディもくるという展開。そんな状況でも前半を1アンダーにまとめると、後半はボギーなしの2バーディ。安定感をもってラウンドを締めくくった。
「全体を通しては風に負けて外れるのが前半はあったけど、後半は12番が左手前ではあったけど、それ以外ほぼほぼ耐えたかなという感じ。(ミスを)最小限に抑えられたかな。距離感がこういう風の中でも合っていたので、全体的によかった」
先週は7月以来の予選落ち。優勝を含む5戦連続トップ10と好調だっただけにショックも大きかったが、短時間でショットをしっかりと修正。バーディ量産につなげた、内容についても及第点をつけた。
「あしたも今日と同じくらいの難しさがあると思うので、ボギーの少ないラウンドができるようにしたい」」
風が吹き、難コンディションとなった初日はアンダーパーがわずか11人。そのなかでの好スタート。昨年は米ツアー遠征からの復帰戦となった今大会で予選落ち。1年越しのリベンジに向けて、まずはひと安心の1日となった。
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