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「ノリに乗って」初V王手　植竹勇太は5差独走も「どうなるか明日考えます」

＜ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ！ツアートーナメント　3日目◇30日◇美浦ゴルフ倶楽部（茨城県）◇6988ヤード・パー71＞
単独首位から出た大会3日目。植竹勇太に気負いなどなかった。2番のパー5では3打目を直接カップイン。「ノリに乗ってパターもめちゃくちゃ入ってくれました」と、1イーグル・6バーディ・1ボギーの「64」で回り、トータル16アンダーは2位グループに5打差をつける独走態勢で最終日に向かう。
今季がツアー本格参戦で、現在の賞金ランキングは47位と、確実にシード選手への道を進んでいる。そこにきて訪れたビッグチャンス。「自分の位置も意識せずプレーできたと思います」と優勝の意識なくスコアを伸ばし続けた。
「ここまできたらやる事をやるだけですね」と運命の最終日は未知の世界でも気持ちは変わらず。とはいうものの、「初めての経験なので、こればかりはどうなるかも分からないですし、明日考えます」と流れに身を任せる構えだ。
すでにツアー2勝を挙げている比嘉一貴とは東北福祉大ゴルフ部の同期。先を越されている形だが、今季はここまでトップ10が3回。5月の「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」では大学後輩の片岡尚之に1打およばずも2位タイ。着実に経験と成果を積んできた26歳が、ようやく花開くときを迎えるか。
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