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あまりの強風で“脱帽ショット”も出た！　渋野日向子はガマンの＋3「あそこまで吹くと手に負えない」

＜伊藤園レディス　初日◇12日◇グレートアイランド倶楽部（千葉県）◇6741ヤード・パー72＞
開幕前日となった11日、体調不良を訴え休養にあてた渋野日向子だったが、元気に第1ラウンドをプレー。バーディはなく3ボギーとガマンの1日を過ごした。
山下美夢有、西郷真央の“ハタチコンビ”と午前9時50分に1番ティからスタート。体調の回復ぶりが心配されたが、ティオフ前、そしてプレー中には笑顔も見え、周囲の心配を一蹴した。本人も「もうよくなったので大丈夫。水曜日に18ホール練習ラウンドしたので、昨日はゆっくりしていました」と、休養時間をうまく症状改善に利用した。
その道中は、強く吹き付ける風の影響もありホール間の待ち時間もかなり要するような1日。「最近では一番吹いた。あそこまで風が吹くと手に負えない」と、目を丸くするほどのタフなコンディションだった。2番パー3では、「邪魔になるから取りました（笑）」とキャップを脱いでティショットを打つほど。このショットはグリーンを外したものの、そこから1.5メートルに寄せてのナイスパーセーブで切り抜けた。
この状況で、前半はなんとか4番の1ボギーのみとしのいだが、後半も2つスコアを落とし首位とは7打差。さらに今年3月の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」第2ラウンド以来以来となるバーディなしのラウンドにもなってしまった。
それでも大崩れしなかったことには一安心。「きょうは1つもバーディが獲れなかったので、明日は1個でも獲れるように頑張りたいと思います」。体調不良というアクシデントはあったものの、ゴルフ自体は直近8試合中7試合でトップ10、うち2勝と絶好調をキープしているだけに、あす以降は“追い風”が吹いてのチャージに期待したい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>